“松坂世代”には松坂大輔(ソフトバンク)、杉内俊哉(巨人)、藤川球児(阪神)、“88年世代”には田中将大(ヤンキース)、前田健太(広島)、沢村拓一(巨人)など、各世代に良い投手が何人もいる。
“松坂世代”、“88年世代”などのように○○世代とくくられることは少ないが、90年世代も良い投手が多い。90年12月17日生まれの則本昂大(楽天)がその一人。則本は三重中京大から12年ドラフト2位で楽天に入団。大卒1年目ながら開幕投手を務めた13年に、15勝をマーク。球団初のリーグ優勝、日本一の大きな立役者となった。2年目には自身初のタイトルとなる最多奪三振を獲得し、3年目にも2年連続で同タイトルを受賞。その活躍が認められ、昨年11月に行われた『プレミア12』では日本代表に選出されるなど、球界を代表する投手に成長している。
投球フォームがノーラン・ライアンに似ていることから“和製ライアン”と呼ばれている小川泰弘(ヤクルト)も90年生まれ。小川も大卒投手で、1年目の13年にリーグ最多の16勝。新人王を受賞した。2年目は骨折して離脱した時期もあり二ケタ勝利に届かなかったが、15年は11勝をマークし、14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
リリーフでも、西野勇士(ロッテ)がいる。西野は09年育成ドラフト5位で入団。支配下登録されたのは13年と苦労したが、同年に9勝。翌14年は、前年セーブ王の益田直也が故障により、開幕から守護神を任され、そのまま定着。31セーブをマークした。抑え2年目の15年は、さらにセーブ数を伸ばして34。ロッテの不動の守護神となっている。
その他、90年世代の投手は平成生まれの投手で通算勝利数2位の西勇輝(オリックス)、又吉克樹(中日)、福谷浩司(中日)などがいる。ちなみに野手では浅村栄斗(西武)、中島卓也(日本ハム)などもこの世代。今年26歳を迎える90年世代の投手陣の活躍に注目だ。
【1990年世代】
1990年4月2日~91年4月1日生
“松坂世代”、“88年世代”などのように○○世代とくくられることは少ないが、90年世代も良い投手が多い。90年12月17日生まれの則本昂大(楽天)がその一人。則本は三重中京大から12年ドラフト2位で楽天に入団。大卒1年目ながら開幕投手を務めた13年に、15勝をマーク。球団初のリーグ優勝、日本一の大きな立役者となった。2年目には自身初のタイトルとなる最多奪三振を獲得し、3年目にも2年連続で同タイトルを受賞。その活躍が認められ、昨年11月に行われた『プレミア12』では日本代表に選出されるなど、球界を代表する投手に成長している。
投球フォームがノーラン・ライアンに似ていることから“和製ライアン”と呼ばれている小川泰弘(ヤクルト)も90年生まれ。小川も大卒投手で、1年目の13年にリーグ最多の16勝。新人王を受賞した。2年目は骨折して離脱した時期もあり二ケタ勝利に届かなかったが、15年は11勝をマークし、14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
リリーフでも、西野勇士(ロッテ)がいる。西野は09年育成ドラフト5位で入団。支配下登録されたのは13年と苦労したが、同年に9勝。翌14年は、前年セーブ王の益田直也が故障により、開幕から守護神を任され、そのまま定着。31セーブをマークした。抑え2年目の15年は、さらにセーブ数を伸ばして34。ロッテの不動の守護神となっている。
その他、90年世代の投手は平成生まれの投手で通算勝利数2位の西勇輝(オリックス)、又吉克樹(中日)、福谷浩司(中日)などがいる。ちなみに野手では浅村栄斗(西武)、中島卓也(日本ハム)などもこの世代。今年26歳を迎える90年世代の投手陣の活躍に注目だ。
【1990年世代】
1990年4月2日~91年4月1日生