DeNAはアレックス・ラミレス新監督の下、3位になった2005年以来、11シーズンぶりのAクラス入りを目指す。
昨年は前半戦を首位で折り返すも、終わってみれば3年ぶりの最下位。それでもラミレス監督は就任会見で「若くて有望な選手が多い。自信を持って優勝できるチームにしたいと思います」と力強く語った。
昨年は先発ローテーションとして期待された久保康友、山口俊、井納翔一、ギジェルモ・モスコーソが揃って精彩を欠き、先発防御率はリーグワーストの4.00。後半戦は崩壊状態に陥り、規定投球回に到達した投手はひとりもいなかった。
先発陣の整備は最優先課題だが、現状での補強はドラフトで獲得した今永昇太(駒大)、熊原健人(仙台大)、そして新助っ人右腕のザック・ぺトリックくらい。阪神時代から5年連続で規定投球回クリアの実績を持ち、昨年限りでソフトバンクを退団したジェイソン・スタンリッジの獲得は見送った。
確かに昨シーズン終盤には石田健大、砂田毅樹の台頭もあったが、伸び悩む高崎健太郎や三嶋一輝のように過度の期待は禁物。近年の外国人選手の保有状況を考えれば、今後も新たな補強が予想される。
一方でリリーフ陣に目を移すと、救援防御率は14年の3.53から3.44へ良化。新人最多セーブ記録を塗り替えた山崎康晃を筆頭に、復活を印象付けた三上朋也。さらに防御率2点台のヨスラン・エレラ、長田秀一郎、田中健二朗など、ブルペン陣には頼もしい顔ぶれが揃う。
攻撃陣もチーム打率や得点数は前年よりもやや悪化したが、それでも筒香嘉智や梶谷隆幸が順調にキャリアを重ね、新指揮官も「この二人を軸にチームをまとめていきたい」と期待を寄せる。
救援陣の山崎康や野手陣の筒香、梶谷のように、先発陣にも若いリーダー候補が出現してほしいところ。3月25日(対広島)の開幕戦は、新監督にとっても記念すべきデビュー戦となる。大事なマウンドを誰に託すのか、キャンプからハイレベルな争いに期待したい。
昨年は前半戦を首位で折り返すも、終わってみれば3年ぶりの最下位。それでもラミレス監督は就任会見で「若くて有望な選手が多い。自信を持って優勝できるチームにしたいと思います」と力強く語った。
昨年は先発ローテーションとして期待された久保康友、山口俊、井納翔一、ギジェルモ・モスコーソが揃って精彩を欠き、先発防御率はリーグワーストの4.00。後半戦は崩壊状態に陥り、規定投球回に到達した投手はひとりもいなかった。
先発陣の整備は最優先課題だが、現状での補強はドラフトで獲得した今永昇太(駒大)、熊原健人(仙台大)、そして新助っ人右腕のザック・ぺトリックくらい。阪神時代から5年連続で規定投球回クリアの実績を持ち、昨年限りでソフトバンクを退団したジェイソン・スタンリッジの獲得は見送った。
確かに昨シーズン終盤には石田健大、砂田毅樹の台頭もあったが、伸び悩む高崎健太郎や三嶋一輝のように過度の期待は禁物。近年の外国人選手の保有状況を考えれば、今後も新たな補強が予想される。
一方でリリーフ陣に目を移すと、救援防御率は14年の3.53から3.44へ良化。新人最多セーブ記録を塗り替えた山崎康晃を筆頭に、復活を印象付けた三上朋也。さらに防御率2点台のヨスラン・エレラ、長田秀一郎、田中健二朗など、ブルペン陣には頼もしい顔ぶれが揃う。
攻撃陣もチーム打率や得点数は前年よりもやや悪化したが、それでも筒香嘉智や梶谷隆幸が順調にキャリアを重ね、新指揮官も「この二人を軸にチームをまとめていきたい」と期待を寄せる。
救援陣の山崎康や野手陣の筒香、梶谷のように、先発陣にも若いリーダー候補が出現してほしいところ。3月25日(対広島)の開幕戦は、新監督にとっても記念すべきデビュー戦となる。大事なマウンドを誰に託すのか、キャンプからハイレベルな争いに期待したい。