「今年は仕事ができていない」。
昨年12月の契約更改でこのように話したヤクルトの成瀬善久。 昨季、ヤクルトは14年ぶりにリーグ優勝を達成したが、歓喜の輪の中に、ロッテからFAで加入した成瀬の姿はなかった。
ロッテ時代の07年に16勝1敗、防御率1.81を記録し、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得。在籍11年間で5度二ケタ勝利を達成するなど、ロッテのエースに君臨。
14年オフにロッテからFA宣言し、ヤクルトへ移籍した。ヤクルトの入団会見では「ローテーションを守る事、二ケタ勝つことは当たり前だと思っている」と自信を見せ、球団も2年連続最下位に沈んだチームの救世主として、かなり期待を寄せていた。
移籍後初登板となった3月31日の阪神戦(神宮)で、初勝利。幸先の良いスタートを切ったが、4月7日の中日戦から自身5連敗。最初の3連敗はQS(6回3自責点以内)を記録する投球を見せるも、4敗目を喫した5月5日のDeNA戦、5月14日の阪神戦はともに、4点以上を失った。
その後も調子は上がらず、7月31日の阪神戦を最後に一軍登板はなし。チームが優勝争いを繰り広げた9月には、左太ももの肉離れで離脱。日本シリーズ出場資格から外れた。
不本意な1年に終わり、昨年11月に行われた秋季キャンプに志願して参加。秋季キャンプでは投げ込みを行っただけでなく、長年一軍で活躍してきた投手には異例ともいえる練習試合にも登板した。
期待に応えられず、悔しい1年となった2015年が終わり、新しい年を迎えている。プロ通算93勝と実績は十分。移籍2年目となる今季こそ、入団会見で当たり前と語ったローテーションを守ること、二ケタ勝利を挙げ、チームの勝利に多く貢献したいところだ。
昨年12月の契約更改でこのように話したヤクルトの成瀬善久。 昨季、ヤクルトは14年ぶりにリーグ優勝を達成したが、歓喜の輪の中に、ロッテからFAで加入した成瀬の姿はなかった。
ロッテ時代の07年に16勝1敗、防御率1.81を記録し、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得。在籍11年間で5度二ケタ勝利を達成するなど、ロッテのエースに君臨。
14年オフにロッテからFA宣言し、ヤクルトへ移籍した。ヤクルトの入団会見では「ローテーションを守る事、二ケタ勝つことは当たり前だと思っている」と自信を見せ、球団も2年連続最下位に沈んだチームの救世主として、かなり期待を寄せていた。
移籍後初登板となった3月31日の阪神戦(神宮)で、初勝利。幸先の良いスタートを切ったが、4月7日の中日戦から自身5連敗。最初の3連敗はQS(6回3自責点以内)を記録する投球を見せるも、4敗目を喫した5月5日のDeNA戦、5月14日の阪神戦はともに、4点以上を失った。
その後も調子は上がらず、7月31日の阪神戦を最後に一軍登板はなし。チームが優勝争いを繰り広げた9月には、左太ももの肉離れで離脱。日本シリーズ出場資格から外れた。
不本意な1年に終わり、昨年11月に行われた秋季キャンプに志願して参加。秋季キャンプでは投げ込みを行っただけでなく、長年一軍で活躍してきた投手には異例ともいえる練習試合にも登板した。
期待に応えられず、悔しい1年となった2015年が終わり、新しい年を迎えている。プロ通算93勝と実績は十分。移籍2年目となる今季こそ、入団会見で当たり前と語ったローテーションを守ること、二ケタ勝利を挙げ、チームの勝利に多く貢献したいところだ。