14年オフ中島裕之、小谷野栄一、ブランコ、バリントンなど大型補強を敢行し、96年以来となるリーグ優勝を目指したオリックスだったが5位に終わった。活躍が期待された選手たちの不振や不調も敗因に挙げられるが、捕手を固定できなかったのも痛かった。そこで、投手陣をリードする捕手のレギュラー候補を見ていきたい。
レギュラーの筆頭は、伊藤光だろう。伊藤は13年に137試合に出場すると、08年以来Aクラス入りを果たした14年も137試合の出場。同年にはエース・金子千尋と最優秀バッテリー賞を受賞し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。さらに、侍ジャパンのメンバーにも選出されるなど、レギュラーの座を不動にしたかのように思われた。
しかし、昨季はリード面で精彩を欠き二軍落ちを経験するなど、昨季の出場試合数は104試合に終わった。選手会長を務め、チームの中心選手ではあるが、再びレギュラーを目指す立場となっている。
伊藤と正捕手を争うのが、ベテランの山崎勝己。ソフトバンクからFA宣言し14年に移籍してきた山崎勝は、1年目の14年は60試合。2番手捕手という位置づけだったが、伊藤が不振だった昨季は、79試合に出場。特に西勇輝、ディクソン、東明大貴といったローテーションの投手が先発する試合では、伊藤よりも多くマスクを被った。今年で34歳となるベテランだが、スタメンに定着する可能性は十分にある。
伊藤、山崎勝だけでなく、プロ3年目の若月健矢も注目だ。1年目の14年は、一軍出場はなかったが、昨季は5試合に出場した。昨季限りで退団したバリントンとは2試合バッテリーを組み、2勝、防御率0.75と好リードしている。14年に行われた21Uワールドカップの日本代表に選出されるなど、将来性はかなり高い。
伊藤がレギュラー第1候補になりそうだが、誰が正捕手の座を掴むのだろうか。
【オリックスの正捕手候補の昨季成績】
伊藤光
昨季成績:104試 率.271 本1 点28
先発出場:72試合
山崎勝己
昨季成績:79試 率.204 本0 点14
先発出場:63試合
若月健矢
昨季成績:5試 率.091 本0 点0
先発出場:4試合
伏見寅威
昨季成績:20試 率.273 本0 点0
先発出場:4試合
※先発出場は捕手のみ
レギュラーの筆頭は、伊藤光だろう。伊藤は13年に137試合に出場すると、08年以来Aクラス入りを果たした14年も137試合の出場。同年にはエース・金子千尋と最優秀バッテリー賞を受賞し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。さらに、侍ジャパンのメンバーにも選出されるなど、レギュラーの座を不動にしたかのように思われた。
しかし、昨季はリード面で精彩を欠き二軍落ちを経験するなど、昨季の出場試合数は104試合に終わった。選手会長を務め、チームの中心選手ではあるが、再びレギュラーを目指す立場となっている。
伊藤と正捕手を争うのが、ベテランの山崎勝己。ソフトバンクからFA宣言し14年に移籍してきた山崎勝は、1年目の14年は60試合。2番手捕手という位置づけだったが、伊藤が不振だった昨季は、79試合に出場。特に西勇輝、ディクソン、東明大貴といったローテーションの投手が先発する試合では、伊藤よりも多くマスクを被った。今年で34歳となるベテランだが、スタメンに定着する可能性は十分にある。
伊藤、山崎勝だけでなく、プロ3年目の若月健矢も注目だ。1年目の14年は、一軍出場はなかったが、昨季は5試合に出場した。昨季限りで退団したバリントンとは2試合バッテリーを組み、2勝、防御率0.75と好リードしている。14年に行われた21Uワールドカップの日本代表に選出されるなど、将来性はかなり高い。
伊藤がレギュラー第1候補になりそうだが、誰が正捕手の座を掴むのだろうか。
【オリックスの正捕手候補の昨季成績】
伊藤光
昨季成績:104試 率.271 本1 点28
先発出場:72試合
山崎勝己
昨季成績:79試 率.204 本0 点14
先発出場:63試合
若月健矢
昨季成績:5試 率.091 本0 点0
先発出場:4試合
伏見寅威
昨季成績:20試 率.273 本0 点0
先発出場:4試合
※先発出場は捕手のみ