野球殿堂博物館は18日、平成28年度の野球殿堂入りを発表。プレーヤー表彰で斎藤雅樹氏、工藤公康氏の2名と、エキスパート表彰で榎本喜八氏の計3名が選出され、特別表彰の松本瀧蔵氏、山中正竹氏の2名を加えた合計5名が殿堂入りを果たした。
今年のプレーヤー表彰は3名。斎藤雅樹氏は巨人のエースとして活躍した投手で、1989年と1990年には2年連続で20勝を挙げるなど、通算180勝をマーク。89年には未だに破られていない大記録「11試合連続完投勝利」を記録した。
工藤公康氏は現在の福岡ソフトバンクホークス監督。現役時代は“優勝請負人”の異名でも知られ、西武やダイエー、巨人で優勝に貢献。実働29年で通算224勝を記録した。
エキスパート表彰で選出された榎本喜八氏(故人)は、1950年代半ばから1970年代にかけて活躍した名選手。通算安打は2314本で、「安打製造機」の元祖としても知られる天才打者であった。
また、特別表彰として松本瀧蔵氏(故人)と山中正竹氏の2名が選出された。松本氏は日米野球の初開催に携わるなど戦後の野球振興に貢献し、山中氏は東京六大学野球でリーグ最多記録となる通算48勝を挙げ、バルセロナオリンピックでは日本代表の監督として銅メダル獲得に貢献するなどの功績を残した。
<プレーヤー表彰>
対象:現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人。期間は15年間。
選出:15年以上、野球報道に携わった経験を持つ委員約300人の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。
<エキスパート表彰>
対象:現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6ヶ月以上経過している人。または、現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人。
選出:殿堂入りしている約30名と、競技者表彰委員会の幹事、野球報道年数30年以上の経験を持つ委員約70名の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。
今年のプレーヤー表彰は3名。斎藤雅樹氏は巨人のエースとして活躍した投手で、1989年と1990年には2年連続で20勝を挙げるなど、通算180勝をマーク。89年には未だに破られていない大記録「11試合連続完投勝利」を記録した。
工藤公康氏は現在の福岡ソフトバンクホークス監督。現役時代は“優勝請負人”の異名でも知られ、西武やダイエー、巨人で優勝に貢献。実働29年で通算224勝を記録した。
エキスパート表彰で選出された榎本喜八氏(故人)は、1950年代半ばから1970年代にかけて活躍した名選手。通算安打は2314本で、「安打製造機」の元祖としても知られる天才打者であった。
また、特別表彰として松本瀧蔵氏(故人)と山中正竹氏の2名が選出された。松本氏は日米野球の初開催に携わるなど戦後の野球振興に貢献し、山中氏は東京六大学野球でリーグ最多記録となる通算48勝を挙げ、バルセロナオリンピックでは日本代表の監督として銅メダル獲得に貢献するなどの功績を残した。
野球殿堂とは…
日本の野球の発展に大きな貢献した人物の功績を永久に讃え、顕彰することを目的に、1959年に創設。<プレーヤー表彰>
対象:現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人。期間は15年間。
選出:15年以上、野球報道に携わった経験を持つ委員約300人の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。
<エキスパート表彰>
対象:現役を引退したプロ野球のコーチ、監督で、引退後6ヶ月以上経過している人。または、現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人。
選出:殿堂入りしている約30名と、競技者表彰委員会の幹事、野球報道年数30年以上の経験を持つ委員約70名の投票により決定。全体の75%以上得票すれば殿堂入り。