ニュース 2016.03.02. 17:30

もはやオールスターチーム!? 2015年度の引退選手がスゴイ

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現役引退を発表した松中信彦

大物選手が相次いで引退した2015年度


 近年稀に見る大物選手たちの“引退ラッシュ”となった2015年。年が明け、シーズンが直前に迫ったこの時期にも大物選手の引退発表が続いた。

 まずは2月、日米で活躍したスーパースターが引退を発表する。
 
 現地時間2月24日、海の向こう・アメリカで発表されたのが、アンドリュー・ジョーンズの現役引退だ。

 メジャーでは通算2196試合に出場し、打率.254、434本塁打、1289打点と活躍。本塁打王や打点王といったタイトルも獲得し、1998年から2007年までは10年連続でゴールドグラブ賞を獲得した。

 日本でも2013年から2014年までの2年間を楽天で過ごし、加入初年度には球団に初めてのリーグ優勝、日本一をもたらす大活躍。スター選手ながら愛嬌たっぷりでお茶目な姿勢も受け、今なお日本のファンからの人気は高い。


 さらに3月に入ると、日本が誇る左の強打者がバットを置いた。

 ソフトバンクを自由契約となり、移籍先を探していた松中信彦が、自らの口で現役引退を発表。最後まで現役にこだわった元三冠王の最後は意外な幕切れとなった。

 キャリア19年間をホークスで過ごした松中。1780試合の出場で打率.296、352本塁打、1168打点という記録を残し、首位打者は2回、本塁打王が2回、打点王は3回と、球界を代表する強打者として名を馳せた。


 これにより、今年度の引退選手の顔ぶれはさらに豪華なものとなった。

 先発、中継ぎ、抑えが揃い、野手も実績十分の選手たちで充実したオールスターチームさながらの仕上がり。若手の台頭とともにユニフォームを脱ぐことになった名選手たちは以下の通り。


【2015年度の引退選手】
<投手>
山本 昌 
☆通算219勝:沢村賞1回、最多勝3回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回

西口文也 
☆通算182勝:MVP1回、沢村賞1回、最多勝2回、最多奪三振2回、最高勝率1回

高橋尚成 
☆日米通算93勝:最優秀防御率1回

帆足和幸 
☆通算90勝

木佐貫洋
☆新人王

朝倉健太 
永井 怜
東野 峻
篠田純平
河内貴哉

斎藤 隆 
☆日米通算741試合:139セーブ、54ホールド

小山伸一郎
☆481試合:36セーブ、84ホールド

渡辺 亮
☆362試合:60ホールド

梅津智弘

☆291試合:2セーブ、76ホールド

青木高広
☆249試合:35ホールド

榊原 諒
☆新人王

増渕竜義
上野大樹
野間口貴彦

馬原孝浩 
☆385試合:182セーブ、47ホールド 最多セーブ1回


<捕手>
谷繁元信 
☆3021試合出場:ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回

中嶋 聡
☆1550試合出場:ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞1回

藤井彰人
☆1073試合出場


<内野手>
小笠原道大
☆1992試合出場:MVP2回、首位打者2回、本塁打王1回、打点王1回、最多安打2回、最高出塁率1回、
ベストナイン7回、ゴールデングラブ賞6回

井端弘和 
☆1896試合出場:ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞7回

東出輝裕
☆1492試合出場:ベストナイン1回

関本賢太郎 
☆1272試合出場

平野恵一 
☆1260試合出場:ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞2回

山崎浩司
森山 周
西村 弥
梅田尚通


<外野手>
和田一浩
☆1968試合出場:MVP1回、首位打者1回、最多安打1回、最高出塁率1回

金城龍彦
☆1892試合出場:首位打者1回、新人王、ゴールデングラブ賞1回

谷 佳知
☆1888試合出場:盗塁王1回、最多安打1回、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞4回

高橋由伸
☆1819試合出場:ベストナイン2回、ゴールデングラブ賞7回

森本稀哲
☆1272試合出場:ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞3回

鉄 平
☆1002試合出場:首位打者1回、ベストナイン1回

松元ユウイチ
横川史学
小斉祐輔
隠善智也
丸毛謙一

アンドリュー・ジョーンズ
☆MLB通算2196試合出場:本塁打王1回、打点王1回、ゴールドグラブ賞10回、シルバースラッガー賞、ハンク・アーロン賞
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