高橋光「変化球に頼りすぎた…」
開幕ローテーション入りが期待されている西武の2年目・高橋光成が4日の楽天戦に先発。3年目の森友哉とバッテリーを組んだが、4回を投げて77球、7安打2四死球の7失点(自責点6)と結果を残せず、開幕ローテーション入りに暗雲が立ち込めてきた。
初回、先頭の岡島豪郎に投じた初球のスライダーをセンター前に運ばれると、自らのけん制悪送球で岡島が二進。続く藤田一也にはストレートをレフト前にはじき返され、わずか4球で1点を失う。
さらに新外国人のゴームズには、1-1から内角に投じたストレートを楽々と左翼席に運ばれ、1アウトも取れないまま初回に3失点。続く2回にはテンポ良く二死までを取りながら、9番・足立祐一からの打者5人に3安打2四死球とつながれて3点を奪われた。
3回は三者凡退に抑えたが、4回にはエラー絡みで再び失点。試合後には「ボールが高く、変化球に頼りすぎた。カウントを悪くしてしまうことが多かった」と反省の弁を語り、「またチャンスをもらえれば、今日の反省を生かしたい」との決意を口にした。
しかし、指揮官は「今日のようなピッチングだと厳しい」と不満顔。それでも、「あと1回チャンスはある」とコメントしており、“追試”を示唆している。
また、捕手のポジションに入って2安打を放ちながら、守備面のミスが目についた森に関しても「またチャンスを与える」ことを明言した。