坂口に3打点&川端には被弾、左打者に苦しむ
巨人の内海哲也投手が16日、ヤクルトとのオープン戦(神宮)に先発登板。開幕ローテーション入りをアピールしたいところだったが、4回途中10安打8失点でノックアウトされた。
この日の先発マスクは、全盛期をともに歩んできた阿部。久々のコンビ結成を追い風にしたいところだったが、初回一死から3連打を浴びいきなり失点。さらに二死一、三塁から6番坂口にも適時打を許し2点目を失った。
下位から始まる2回は三者凡退に抑えたが、3回は先頭の2番川端にソロ弾を浴び3失点目。さらに3番山田の二塁打などで一死一、三塁とされると、またしても坂口の内野ゴロの間に4点目を失った。
4回も先頭の8番大引に左翼フェンス直撃の二塁打、続く中村に中安を浴び一、三塁のピンチ。その後、一塁手・ギャレットの連続失策などもあり2点を失うと、一死満塁から5番鵜久森に押し出し四球を与え7失点目。そして三たび坂口に、この日3打点目となる適時打を左前へ運ばれ、左腕は計8失点で降板した。
内海は6日の阪神戦でも、一挙6連打を浴びるなど4回10安打6失点。一軍生き残りをかけ「とにかく頑張る」とこの試合に臨んだが、開幕戦の相手でもあるヤクルト打線に引導を渡される結果となった。
【内海:オープン戦での登板成績】
2月27日・ヤクルト戦:4回、被安打2、奪三振2、与四球1、失点1(自責0)
3月6日・阪神戦:4回、被安打10、与四球2、奪三振2、失点6(自責6)
3月16日・ヤクルト戦:3回1/3、被安打10、与四球3、奪三振4、失点8(自責7)