1回の裏、「ピッチャー松坂」がコールされると、2006年10月7日以来、約10年ぶりの凱旋となった西武プリンスドームの観客席からは歓声が上がった。
10年前とは異なるユニフォームをまとってマウンドに上がった松坂大輔は1回裏、昨季の最多安打打者・秋山翔吾を139キロの直球でセンターフライに打ち取ることに成功する。しかし、立ち上がりから制球がままならず、2番・栗山巧相手に3-1とカウントを悪くすると、甘く入ったボールをライト前に運ばれた。
その後、栗山が試みた盗塁を女房役の高谷裕亮が刺して二死としたが、ボール先行のピッチングが続くと、メヒアに三塁線を破られ、中村剛也には四球を与えてしまう。それでも、続く浅村栄斗を二飛に仕留めて初回を無失点で切り抜けた。
ところが2回、先頭の好調・坂田遼に投じた初球が逆球になると、内角の直球を右翼席のポール際に運ばれて被弾。後続からは2つの三振を奪ったが、当初の予定だった4回ではなく、2回38球3安打1四球1失点でマウンドを降りた。
10年前とは異なるユニフォームをまとってマウンドに上がった松坂大輔は1回裏、昨季の最多安打打者・秋山翔吾を139キロの直球でセンターフライに打ち取ることに成功する。しかし、立ち上がりから制球がままならず、2番・栗山巧相手に3-1とカウントを悪くすると、甘く入ったボールをライト前に運ばれた。
その後、栗山が試みた盗塁を女房役の高谷裕亮が刺して二死としたが、ボール先行のピッチングが続くと、メヒアに三塁線を破られ、中村剛也には四球を与えてしまう。それでも、続く浅村栄斗を二飛に仕留めて初回を無失点で切り抜けた。
ところが2回、先頭の好調・坂田遼に投じた初球が逆球になると、内角の直球を右翼席のポール際に運ばれて被弾。後続からは2つの三振を奪ったが、当初の予定だった4回ではなく、2回38球3安打1四球1失点でマウンドを降りた。