横田も負けじと3安打1打点!
阪神のドラフト1位ルーキー・高山俊外野手が16日、ロッテとのオープン戦(QVCマリン)に「6番・左翼」で先発フル出場。オープン戦初の猛打賞に加え守備でも好プレーを披露するなど、出身地の千葉で躍動した。
高山は0-0の2回、一死三塁の好機で打席に入ると、ロッテ先発・古谷から一塁線を破る先制適時二塁打を放った。4回の第2打席、6回の第3打席でも、左腕の古谷からそれぞれ左安と右安をマーク。第4打席は4番手・大谷の前に空振り三振に倒れたが、4打数3安打1打点の活躍で、オープン戦打率を.355とした。
高山は2月22日のファーム練習試合(高知ファティング・ドッグス戦)でプロ初の猛打賞を記録したが、一軍での猛打賞は初めてだった。
守備では6回裏、3-3の同点に追いつかれ、なおも二死満塁のピンチで、ロッテの4番デスパイネが放った左翼線を襲う飛球を好捕。抜ければ走者一掃となる場面だったが、安定した守備力でチーム窮地を救った。
阪神は「7番・中堅」でスタメン出場した横田慎太郎も、4打数3安打1打点と活躍。試合は3-3の引き分けに終わったが、この日も若虎の活躍が光った。