福田に先頭打者初球弾を浴びる
開幕投手が内定している日本ハムの大谷翔平投手が17日、ソフトバンクとのオープン戦(鎌ケ谷)に先発登板。初回に3失点を喫するなど5回4失点で降板した。
大谷は初回、1番福田に初球の直球を狙い打たれ、いきなり先頭打者弾を許した。続く本多にも二塁打を浴びると、3番柳田には四球。その後、盗塁で一、三塁とされたあと、4番カニザレスにも適時打を左前へ運ばれ2失点目を許した。
5番松田は空振り三振に退けたものの、6番長谷川の遊ゴロの間に3失点目。続く中村、今宮には連続四球で再び二死満塁のピンチを背負ったが、9番斐紹の痛烈な打球は、右翼手・近藤のグラブに収まった。
2回は再び1番からの打線を三者凡退。3回は一死から松田に二塁打を許したが、長谷川を三振併殺に仕留めた。4回も無失点で切り抜けたが、3-3で迎えた5回、安打と送りバントで一死二塁とされると、柳田に初球の直球を中前へ運ばれ一時勝ち越しとなる適時打を許した。
大谷は結局5回84球を投げ、6安打3四球6奪三振で4失点の内容で降板。9日の前回登板(対DeNA)に続く鎌ケ谷のマウンドだったが、この試合は雨のため3回途中ノーゲームに。エースは9日の降板後「(鎌ケ谷では)いいピッチングをした覚えがないので…」と自虐的なコメントを残していたが、またも二軍の本拠地マウンドで好投することはできなかった。
対ソフトバンクも昨季は4試合に先発し、1勝2敗、防御率6.58と苦戦。気持ち良く25日の開幕ロッテ戦(QVCマリン)に向かいたいところだったが、逆に不安を残す結果となった。