本拠地でOP戦3連勝、先発陣が牽引
中日の新助っ人左腕・ジョーダンが17日、DeNAとのオープン戦(ナゴヤドーム)に先発登板。毎回の6三振を奪うなど5回無失点と好投し、開幕ローテーション入りへ前進した。
ジョーダンは初回、自らのミスをきっかけに一死二塁のピンチを背負ったが、3番ロペスを三ゴロ、代打の松本を空振り三振に仕留めた。2回以降もテンポの良い投球で初回から11人連続アウトを記録。4回二死から松本に初安打を許したが、続く5番ロマックを空振り三振に退けた。
助っ人左腕は5回も無失点で凌ぎ、5回77球、2安打無失点の好投でお役御免。三振も毎回の6つを奪い、オープン戦防御率を2.00とした。
中日は先発陣の不調が目立っていたが、ここへ来て上り調子。12日の楽天戦ではエース・大野が6回途中を1失点。16日のDeNA戦では、炎上続きの若松がようやく7回1失点と好投し、谷繁監督も「やっと本来の形を見せてくれた」と評価した。
好調だったネイラー、浜田達も順調に来ており、こちらも開幕ローテーション入りが有力。ベテラン・山井の出遅れが気になるところだが、15日のネイラー、16日の若松に続き、この日はジョーダンが好投。試合も1-0で勝利し、オープン戦の連勝を「3」に伸ばした。