3月25日のプロ野球開幕まであと1週間。ここでは、開幕を前にしたセ・リーグ6球団の先発事情を見ていきたい。(◎=当確、○=濃厚、△=微妙)
◎小川泰弘(右)
◎石川雅規(左)
◎原樹理(右)
◎館山昌平(右)
○デイビーズ(右)
△成瀬善久(左)
△山中浩史(右)
≪寸評≫
リーグ2連覇を目指すヤクルトは、小川泰弘、石川雅規、館山昌平、原樹理の4人は開幕ローテ入りが確定し、デイビーズも開幕ローテ入りが有力。6番手は成瀬善久、山中浩史、新垣渚らで争う。その中でも、成瀬はオープン戦で3試合に登板して、防御率0.00を記録しており、他の候補者より一歩リードか。先発を見渡すと、5人が開幕ローテ入りを決めているが、小川、石川、館山の3人を除くと、新外国人とルーキーも含まれており、未知数な部分もある。原、デイビーズが前評判通りの投球を見せることができれば、ヤクルトの連覇も見えてくる。
◎菅野智之(右)
◎ポレダ(左)
◎田口麗斗(左)
◎高木勇人(右)
◎桜井俊貴(右)
△内海哲也(左)
△今村信貴(左)
≪寸評≫
昨季のチーム先発防御率がリーグ1位の2.81を誇った巨人先発陣だが、マイコラスが右肩の故障で離脱。そのマイコラスは5月以降の復帰が予定されており、エースの菅野智之をはじめ、昨季も先発で活躍したポレダ、高木勇人の働きはもちろん、3年目の田口麗斗、ルーキーの桜井俊貴といった若手の底上げも必要になってくる。
◎メッセンジャー(右)
◎藤浪晋太郎(右)
◎能見篤史(左)
◎岩田稔(左)
◎藤川球児(右)
△岩崎優(左)
△秋山拓巳(右)
△島本浩也(左)
≪寸評≫
阪神は開幕投手がメッセンジャーに決定し、藤浪晋太郎、能見篤史、岩田稔の4本柱も順調に調整を進める。4年ぶりに復帰した藤川球児も13日の日本ハム戦で、5回を無安打に抑え、先発ローテーション入りが確定。6番手が決まっていないものの、先発4本柱には実績があり、現時点ではセ・リーグで最も安定した先発陣と言えそうだ。
◎ジョンソン(左)
◎黒田博樹(右)
◎福井優也(右)
◎野村祐輔(右)
◎岡田明丈(右)
◎横山弘樹(右)
≪寸評≫
エースの前田健太がメジャーへ移籍し、先発の軸として期待された大瀬良大地が右肘を故障。苦しい台所事情だが、昨季二ケタ勝利を達成したジョンソンと黒田博樹に加え、福井優也がここまでのオープン戦で14イニングを投げ、1失点と好投を続ける。この3人に加え、復活を目指す野村祐輔、ルーキーの岡田明丈と横山弘樹が、大瀬良の穴を埋めるような活躍を見せることができれば、強固な先発陣になることは間違いない。
◎大野雄大(左)
◎ネイラー(右)
◎若松駿太(右)
○ジョーダン(左)
△山井大介(右)
△浜田達郎(左)
△岩田慎司(右)
≪寸評≫
4年ぶりのAクラス入りを狙う中日は、3年連続二ケタ勝利中の大野雄大、昨季10勝を記録した若松駿太、オープン戦で好投を続けるネイラーがローテ入り。4番手以降は、17日のDeNA戦で5回を無失点に抑えたジョーダン、オープン戦では精彩を欠いているものの14年には最多勝に輝いた山井大介などがいる。さらに、二軍で調整を続ける吉見一起もいるが、現時点では他球団よりも見劣りする印象か。
◎山口俊(右)
◎久保康友(右)
◎今永昇太(左)
◎石田健大(左)
○モスコーソ(右)
△井納翔一(右)
△三嶋一輝(右)
△砂田毅樹(左)
≪寸評≫
DeNAは早々に山口俊の開幕投手が決定。久保康友、ルーキーの今永昇太、石田健大が先発ローテ入り。だが、ここへ来て山口が右足首を負傷するアクシデントが発生。モスコーソ、井納翔一、三嶋一輝、ペトリック、三浦大輔、砂田毅樹と先発陣の頭数は揃っているが、実績の乏しい投手が多く、不透明な部分が大きい。彼らが1年間通して活躍すれば、“今年こそ”上位争いに食い込むことができるだろう。
ヤクルト
【開幕先発ローテ候補】◎小川泰弘(右)
◎館山昌平(右)
○デイビーズ(右)
△成瀬善久(左)
△山中浩史(右)
≪寸評≫
リーグ2連覇を目指すヤクルトは、小川泰弘、石川雅規、館山昌平、原樹理の4人は開幕ローテ入りが確定し、デイビーズも開幕ローテ入りが有力。6番手は成瀬善久、山中浩史、新垣渚らで争う。その中でも、成瀬はオープン戦で3試合に登板して、防御率0.00を記録しており、他の候補者より一歩リードか。先発を見渡すと、5人が開幕ローテ入りを決めているが、小川、石川、館山の3人を除くと、新外国人とルーキーも含まれており、未知数な部分もある。原、デイビーズが前評判通りの投球を見せることができれば、ヤクルトの連覇も見えてくる。
巨人
【開幕先発ローテ候補】◎菅野智之(右)
◎ポレダ(左)
◎田口麗斗(左)
◎高木勇人(右)
◎桜井俊貴(右)
△内海哲也(左)
△今村信貴(左)
≪寸評≫
昨季のチーム先発防御率がリーグ1位の2.81を誇った巨人先発陣だが、マイコラスが右肩の故障で離脱。そのマイコラスは5月以降の復帰が予定されており、エースの菅野智之をはじめ、昨季も先発で活躍したポレダ、高木勇人の働きはもちろん、3年目の田口麗斗、ルーキーの桜井俊貴といった若手の底上げも必要になってくる。
阪神
【開幕先発ローテ候補】◎メッセンジャー(右)
◎藤浪晋太郎(右)
◎能見篤史(左)
◎岩田稔(左)
◎藤川球児(右)
△岩崎優(左)
△秋山拓巳(右)
△島本浩也(左)
≪寸評≫
阪神は開幕投手がメッセンジャーに決定し、藤浪晋太郎、能見篤史、岩田稔の4本柱も順調に調整を進める。4年ぶりに復帰した藤川球児も13日の日本ハム戦で、5回を無安打に抑え、先発ローテーション入りが確定。6番手が決まっていないものの、先発4本柱には実績があり、現時点ではセ・リーグで最も安定した先発陣と言えそうだ。
広島
【開幕先発ローテ候補】◎ジョンソン(左)
◎黒田博樹(右)
◎福井優也(右)
◎野村祐輔(右)
◎岡田明丈(右)
◎横山弘樹(右)
≪寸評≫
エースの前田健太がメジャーへ移籍し、先発の軸として期待された大瀬良大地が右肘を故障。苦しい台所事情だが、昨季二ケタ勝利を達成したジョンソンと黒田博樹に加え、福井優也がここまでのオープン戦で14イニングを投げ、1失点と好投を続ける。この3人に加え、復活を目指す野村祐輔、ルーキーの岡田明丈と横山弘樹が、大瀬良の穴を埋めるような活躍を見せることができれば、強固な先発陣になることは間違いない。
中日
【開幕先発ローテ候補】◎大野雄大(左)
◎ネイラー(右)
◎若松駿太(右)
○ジョーダン(左)
△山井大介(右)
△浜田達郎(左)
△岩田慎司(右)
≪寸評≫
4年ぶりのAクラス入りを狙う中日は、3年連続二ケタ勝利中の大野雄大、昨季10勝を記録した若松駿太、オープン戦で好投を続けるネイラーがローテ入り。4番手以降は、17日のDeNA戦で5回を無失点に抑えたジョーダン、オープン戦では精彩を欠いているものの14年には最多勝に輝いた山井大介などがいる。さらに、二軍で調整を続ける吉見一起もいるが、現時点では他球団よりも見劣りする印象か。
DeNA
【開幕先発ローテ候補】◎山口俊(右)
◎久保康友(右)
◎今永昇太(左)
◎石田健大(左)
○モスコーソ(右)
△井納翔一(右)
△三嶋一輝(右)
△砂田毅樹(左)
≪寸評≫
DeNAは早々に山口俊の開幕投手が決定。久保康友、ルーキーの今永昇太、石田健大が先発ローテ入り。だが、ここへ来て山口が右足首を負傷するアクシデントが発生。モスコーソ、井納翔一、三嶋一輝、ペトリック、三浦大輔、砂田毅樹と先発陣の頭数は揃っているが、実績の乏しい投手が多く、不透明な部分が大きい。彼らが1年間通して活躍すれば、“今年こそ”上位争いに食い込むことができるだろう。