ニュース 2016.03.20. 20:00

開幕目前も…二軍で汗を流すベテラン野手

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広島時代の梵英心
 プロ野球のシーズン開幕まで残り5日となった。二軍では一足早く公式戦が開幕している。一軍を目指し奮闘する若手だけでなく、レギュラーで活躍していたベテランも二軍で汗を流す。

 広島の梵英心がその一人だ。昨年まで2年間選手会長を務めた中心選手。13年と14年のクライマックス・シリーズ進出にも大きく貢献した。13年は膝の状態を考慮した関係もあり、規定打席到達に到達できなかったが、打率.304、6本塁打、42打点の成績。

 14年に入ると、同年にプロ入りした田中広輔が遊撃を務めることが増え、梵はシーズン途中に膝の負担が少ない三塁へコンバート。打率こそ前年に比べ打率は下がったが、3年連続で100試合以上に出場した。

 しかし、昨年は5月に月間打率.359を記録するも、月間打率1割台を記録する月があるなど極度の打撃不振に陥った。特に9月は打率.056(18打数1安打)と苦しみ、CS争いをしていた9月24日に一軍登録抹消。再び一軍に戻ってくることはなかった。

 正三塁手不在に泣いたこともあり、球団は今季中日からルナが加入。さらにルーキーの西川龍馬、一緒に自主トレを行った安部友裕がオープン戦でアピールを続ける。そのため梵はキャンプから二軍で過ごし、ここまでオープン戦の一軍出場がない。二軍は15日に開幕したが、19日終了時点で、出場は代打での2試合のみ。

 今年で36歳を迎えるが、昨季まで一軍でバリバリ出場していた選手。シーズン中で必ず必要になってくる時がくるはず。いつでも一軍に昇格できる準備を進めていきたい。

 また、昨季36試合の出場にとどまったが、シーズン通して一軍でプレーしたサブロー(ロッテ)も当てはまる。キャンプを二軍で過ごしたサブローは、オープン戦が始まってからも二軍での調整が続く。ロッテの外野陣は、清田育宏、角中勝也、岡田幸文、伊志嶺翔大、荻野貴司など他球団に比べると層が厚い。一軍への道が険しいが、実績はある。二軍で結果を残し、一軍昇格を勝ち取りたいところだ。

 その他、細川亨(ソフトバンク)、通算2000安打まで残り88本の福浦和也(ロッテ)も二軍で調整を続けている。山本昌を始め昨季、多くのベテランがユニフォームを脱ぎ、各球団で世代交代が進む。世代交代に負けないくらい、二軍で汗を流すベテランたちの奮起に期待したいところだ。
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