ファンが選んだ「先週のMVP」
ベースボールキングでは、今シーズンから「週間MVP」をユーザーの皆様の投票によって決定。各球団から候補者を1名ずつ選出し、その中から「1位」~「3位」まで順位付けをしてもらう形で投票。1位が5ポイント、2位は3ポイント、3位は1ポイントで集計をし、合計獲得ポイントの多かった選手が「週間MVP」となる。
前回は開幕3試合が対象。中日のダヤン・ビシエドとロッテのアルフレド・デスパイネがその打棒を炸裂させ、第1回の週間MVPを獲得した。
第2回は3月29日(火)から4月3日(日)までが対象。ファンからの支持を最も集めた「第2回・週間MVP」は誰だったのか。投票結果は以下のとおり。
【投票結果】
(※回答数:208、獲得ポイントは1位=5ポイント・2位=3ポイント・3位=1ポイントで集計)
<パ・リーグ>
1位 589ポイント 大谷翔平(日本ハム)
2位 562ポイント 鈴木大地(ロッテ)
3位 314ポイント 今江敏晃(楽天)
<セ・リーグ>
1位 542ポイント 立岡宗一郎(巨人)
2位 444ポイント 黒田博樹(広島)
3位 286ポイント 高橋周平(中日)
フル回転の二刀流・大谷翔平が僅差でMVP
第2回の投票で最も票を集めたのが、日本ハムの大谷翔平だった。
まずは29日(火)、「6番・指名打者」で野手としてのシーズン開幕を迎えると、第1打席でいきなり犠飛を放って打点をマーク。さらに第3打席では今季第1号の3ランを放ち、第4打席でも適時打。1試合で5打点を荒稼ぎした。
翌30日(水)の試合でも、6回の第3打席で2試合連続となる2ランを放ち、2試合で7打点。本塁打と打点の2部門でリーグトップに躍り出た。
また、投手としても4月1日(金)のソフトバンク戦で先発。勝ち負けはつかずも、6回を1失点でまとめて先発としての責務を果たし、そこから中1日空けて3日(日)には打者としてスタメン出場。これまでなかったペースで“二刀流”を務め上げ、かつ結果も残してみせた。
なお、大谷にわずかに届かなかった2位はロッテの鈴木大地。29日(火)の楽天戦、第4打席で今季のパ・リーグ第1号となる一発を放つと、つづく第5打席でもライトスタンドへの本塁打。さらに4月1日(金)の試合でもライトへ勝ち越しのソロを放ち、今週だけで3本塁打をマーク。パのホームランダービーを牽引している。
一方のセ・リーグは、巨人の立岡宗一郎が票を集めた。期間中の6試合のうち5試合で安打を放ち、うち3試合で猛打賞を記録する固め打ちを披露。加えて29日(火)にはプロ1号の本塁打を放ち、翌30日(水)にも2夜連続の一発。長打力も見せつけ、打率でリーグトップの.440を記録した。
2日(土)の巨人戦で完封勝利を挙げた広島・黒田博樹は立岡に次ぐ2位。3位には31日(木)の広島戦で放った逆転満塁弾が記憶に新しい中日・高橋周平が入っている。
【候補者一覧】
▼ パ・リーグ
デニス・サファテ(ソフトバンク)
大谷翔平(日本ハム)
岸 孝之(西武)
ブランドン・ディクソン(オリックス)
今江敏晃(楽天)
▼ セ・リーグ
山田哲人(ヤクルト)
立岡宗一郎(巨人)
マウロ・ゴメス(阪神)
黒田博樹(広島)
高橋周平(中日)
筒香嘉智(DeNA)
▼ その他(※候補外もファンが名前を挙げた選手)
パ:細谷圭(ロッテ)、美馬学(楽天)、糸井嘉男(オリックス)
セ:ギャレット・ジョーンズ(巨人)、ダヤン・ビシエド(中日)、北條史也(阪神)