プロ野球が開幕して2週間。パ・リーグの各球団は、10試合を消化した。野手のタイトルに目を向けてみると、“意外”な名前がトップに並ぶ。
打率(.432)と安打数(16安打)で細谷圭(ロッテ)が1位。プロ11年目の細谷は、規定打席に到達したことはなく、2013年の84試合が一軍最多出場。昨季は二軍でイースタン・リーグトップの62打点をマークし、本塁打もリーグ2位の12本を記録したが、一軍の出場はわずか16にとどまった。二軍で腕を磨いていた男が、ここまで大躍進を遂げている。
本塁打も、昨季同タイトルを獲得した中村剛也(西武)、30本塁打以上記録した柳田悠岐(ソフトバンク)、松田宣浩(ソフトバンク)、中田翔(日本ハム)の3人が1本塁打と出遅れ気味。パ・リーグ全体でも、オリックスの今季チーム本塁打が0というチームがあるなど、フェンスを越える打球が少ない。そんな中、昨季6本塁打だった鈴木大地(ロッテ)が、リーグトップの3本塁打を記録。3月29日の楽天戦では、2打席連続弾を放ち「本当に家まで無事に帰れるか心配なんですけど、喜んでおきます」とコメントした。
打点も、昨季0打点の井上晴哉(ロッテ)がリーグ最多の10打点をマークする。今季は開幕から2試合連続で打点を挙げると、4月7日のソフトバンク戦では、2ランを含む4打点の大暴れ。ぽっちゃり体型の中村が昨季打点王に輝いているが、日本人最重量の114キロの井上も存在感を見せている。
さらに盗塁も、昨季二ケタ盗塁を記録していない角中勝也(ロッテ)と岡島豪郎(楽天)の2人が、4盗塁でトップだ。クリーンナップを務める角中は昨季8盗塁、岡島は打撃不振に陥ったこともあり、一軍出場がわずか41試合で盗塁数も7にとどまっていた。
開幕してから10試合前後ということもあり、これまで一軍でのプレー経験が少なかった選手が上位に入っているが、昨季のタイトルホルダーたちの巻き返しにも期待したいところだ。
以下は打撃部門のベスト3
打率
1位 .432 細谷圭(ロッテ)
2位 .395 中村剛也(西武)
3位 .366 中村晃(ソフトバンク)
3位 .366 角中勝也(ロッテ)
安打
1位 16安打 細谷圭(ロッテ)
2位 15安打 中村剛也(西武)
2位 15安打 中村晃(ソフトバンク)
2位 15安打 角中勝也(ロッテ)
2位 15安打 内川聖一(ソフトバンク)
2位 15安打 岡田幸文(ロッテ)
本塁打
1位 3本 鈴木大地(ロッテ)
2位 2本 大谷翔平(日本ハム)
2位 2本 井上晴哉(ロッテ)
2位 2本 デスパイネ(ロッテ)
2位 2本 レアード(日本ハム)
2位 2本 清田育宏(ロッテ)
打点
1位 10打点 井上晴哉(ロッテ)
2位 8打点 浅村栄斗(西武)
2位 8打点 糸井嘉男(オリックス)
2位 8打点 ウィーラー(楽天)
2位 8打点 坂田遼(西武)
2位 8打点 ボグセビック(オリックス)
2位 8打点 デスパイネ(ロッテ)
盗塁
1位 4盗塁 角中勝也(ロッテ)
1位 4盗塁 岡島豪郎(楽天)
3位 3盗塁 細谷圭(ロッテ)
3位 3盗塁 外崎修汰(西武)
3位 3盗塁 西川遥輝(日本ハム)
※成績は4月7日終了時点
打率(.432)と安打数(16安打)で細谷圭(ロッテ)が1位。プロ11年目の細谷は、規定打席に到達したことはなく、2013年の84試合が一軍最多出場。昨季は二軍でイースタン・リーグトップの62打点をマークし、本塁打もリーグ2位の12本を記録したが、一軍の出場はわずか16にとどまった。二軍で腕を磨いていた男が、ここまで大躍進を遂げている。
本塁打も、昨季同タイトルを獲得した中村剛也(西武)、30本塁打以上記録した柳田悠岐(ソフトバンク)、松田宣浩(ソフトバンク)、中田翔(日本ハム)の3人が1本塁打と出遅れ気味。パ・リーグ全体でも、オリックスの今季チーム本塁打が0というチームがあるなど、フェンスを越える打球が少ない。そんな中、昨季6本塁打だった鈴木大地(ロッテ)が、リーグトップの3本塁打を記録。3月29日の楽天戦では、2打席連続弾を放ち「本当に家まで無事に帰れるか心配なんですけど、喜んでおきます」とコメントした。
打点も、昨季0打点の井上晴哉(ロッテ)がリーグ最多の10打点をマークする。今季は開幕から2試合連続で打点を挙げると、4月7日のソフトバンク戦では、2ランを含む4打点の大暴れ。ぽっちゃり体型の中村が昨季打点王に輝いているが、日本人最重量の114キロの井上も存在感を見せている。
さらに盗塁も、昨季二ケタ盗塁を記録していない角中勝也(ロッテ)と岡島豪郎(楽天)の2人が、4盗塁でトップだ。クリーンナップを務める角中は昨季8盗塁、岡島は打撃不振に陥ったこともあり、一軍出場がわずか41試合で盗塁数も7にとどまっていた。
開幕してから10試合前後ということもあり、これまで一軍でのプレー経験が少なかった選手が上位に入っているが、昨季のタイトルホルダーたちの巻き返しにも期待したいところだ。
以下は打撃部門のベスト3
打率
1位 .432 細谷圭(ロッテ)
2位 .395 中村剛也(西武)
3位 .366 中村晃(ソフトバンク)
3位 .366 角中勝也(ロッテ)
安打
1位 16安打 細谷圭(ロッテ)
2位 15安打 中村剛也(西武)
2位 15安打 中村晃(ソフトバンク)
2位 15安打 角中勝也(ロッテ)
2位 15安打 内川聖一(ソフトバンク)
2位 15安打 岡田幸文(ロッテ)
本塁打
1位 3本 鈴木大地(ロッテ)
2位 2本 大谷翔平(日本ハム)
2位 2本 井上晴哉(ロッテ)
2位 2本 デスパイネ(ロッテ)
2位 2本 レアード(日本ハム)
2位 2本 清田育宏(ロッテ)
打点
1位 10打点 井上晴哉(ロッテ)
2位 8打点 浅村栄斗(西武)
2位 8打点 糸井嘉男(オリックス)
2位 8打点 ウィーラー(楽天)
2位 8打点 坂田遼(西武)
2位 8打点 ボグセビック(オリックス)
2位 8打点 デスパイネ(ロッテ)
盗塁
1位 4盗塁 角中勝也(ロッテ)
1位 4盗塁 岡島豪郎(楽天)
3位 3盗塁 細谷圭(ロッテ)
3位 3盗塁 外崎修汰(西武)
3位 3盗塁 西川遥輝(日本ハム)
※成績は4月7日終了時点