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高山、横田、江越…阪神の若手野手が熱い!

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若手を積極的に起用する阪神の金本知憲監督
 今季初の甲子園での試合となった8日の広島戦で阪神は、西岡剛のタイムリーでサヨナラ勝ち。首位に浮上した。その好調・阪神を支えているのが若虎たちだ。

 昨季まで阪神のスターティングメンバーといえば、ベテランが多く名を連ねていた。金本知憲監督が就任した今季、“超変革”を掲げ、若手野手を積極的に起用している。その中でも、ドラフト1位で入団した高山俊は開幕から全試合「1番・左翼」で先発出場中だ。明治大時代、東京六大学リーグ通算131安打を放ち、48年ぶりに通算安打記録を更新した“安打製造機”。

 大学4年秋のリーグ戦で「右手有鉤(ゆうこう)骨骨折」したこともあり、キャンプは二軍スタートとなったものの、2月下旬に一軍に合流。オープン戦では、高い打撃技術を見せつけ開幕一軍を勝ち取った。高山は開幕戦となった3月25日の阪神戦で「1番・左翼」で先発出場すると、プロ初打席でレフト前ヒットを放つ。3月31日のヤクルト戦では、プロ初本塁打を含む4安打の大暴れ。その後も安打を量産し、昨季首位打者の川端慎吾(ヤクルト)と並び安打数はリーグ1位。ルーキーとは思えない働きを見せている。

 高山とともに売り出し中の横田慎太郎は、8日の広島戦以外、「2番・中堅」でスタメン出場する。プロ3年目の今季は、オープン戦でアピールし、初めて開幕一軍を掴むと、3月26日の中日戦でプロ初安打を記録。走ってもチームトップの3盗塁をマークする。8日の広島戦で初めてスタメンを外れたが、金本監督、掛布雅之二軍監督からの評価が高く、将来はトリプルスリーも期待されるほどの逸材だ。

 横田が初めてスタメンを外れた8日の広島戦、「2番・中堅」で先発したのが大卒2年目の江越大賀だ。江越はオープン戦序盤、低めの変化球を対応できず二軍落ち。それでも、二軍で結果を残し、なんとか開幕一軍を手にする。開幕直後は、ベンチを温める日々が続いていたが、代打で登場した4月3日のDeNA戦、7日の巨人戦で代打本塁打。代打で存在感を見せると、今季初スタメンとなった8日の広島戦の第1打席で、レフトスタンドに飛び込む本塁打を放ってみせた。打撃絶好調の江越と、俊足の横田のどちらを起用するかで今後、金本監督も頭を悩ませそうだ。

 さらに、オープン戦で打率.333(30打数10安打)を記録し、高卒4年目の北條史也も開幕一軍スタート。遊撃のレギュラーに鳥谷敬がいることもあり、出場機会は限られるが、4月3日のDeNA戦でプロ初本塁打を放つなど“ポスト鳥谷”に名乗りをあげている。

 二軍でも大卒3年目の陽川尚将が、リーグトップの4本塁打を記録。近年、若手野手の伸び悩みを指摘され続けていたが、金本監督が就任した今季、“若手”を積極的に起用し、選手たちもそれに応えるように躍動している。
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