ニュース 2016.04.09. 16:45

昨夏を盛り上げたU-18W杯高校日本代表 プロ、大学と新たな場所でスタート!

無断転載禁止
一軍で奮闘する楽天のオコエ瑠偉
 4月は、新たな場所で生活を始めることが多い季節。昨年夏に行われたU-18ワールドカップ高校野球日本代表だった選手たちの多くも、プロ野球、大学野球と新たな場所でスタートを切っている。

 平沢大河、オコエ瑠偉、小笠原慎之介など8人がプロの世界へ進んだ。オコエは守備と走塁は一軍レベルと言われていたが、打撃で苦労するのではないかと思われた。しかし、紅白戦、オープン戦で勝負強い打撃を披露。楽天の高卒野手では、初めて開幕一軍の切符を掴んだ。

 オコエは試合終盤、外野の守備固め、代走での出場が多い。3月26日のソフトバンク戦では、代走から途中出場し、延長10回にプロ初打席が回ってくると四球を選ぶ。すると、オコエは二盗を試み、プロ入り初の盗塁を成功させた。また、4月3日の西武戦ではプロ入り初めて「2番・中堅」で先発出場した。

 大学進学組では、浦和学院から東洋大に進学した津田翔希、東海大相模から東海大に進んだ杉崎成輝は早くもリーグ戦で先発出場を果たしている。U-18ではアメリカとの決勝戦でライト前にタイムリーを放った津田は、6日に行われた東都大学1部リーグ専修大との2回戦に「7番・二塁」で先発出場し、2安打をマーク。U-18では平沢が遊撃を守っていたため、外野での出場が多かった杉崎は、9日の首都大学リーグ1部・筑波大戦1回戦に「8番・二塁」で出場し安打を記録している。

 この春からプロ野球、大学野球に進んだ昨夏に行われたU-18ワールドカップに出場した日本代表選手たちの活躍に注目だ。

【昨年夏U-18W杯高校日本代表の進路】
<プロ組>
【投手】
佐藤世那(仙台育英 → オリックス)
成田翔(秋田商 → ロッテ)
高橋樹也(花巻東 → 広島)
小笠原慎之介(東海大相模 → 中日)
高橋純平(県岐阜商 → ソフトバンク)

【捕手】
堀内謙伍(静岡 → 楽天)

【内野手】
平沢大河(仙台育英 → ロッテ)

【外野手】
オコエ瑠偉(関東一 → 楽天)

<大学組>
【投手】
上野翔太郎(中京大中京 → 駒沢大)
森下暢仁(大分商 → 明治大)
勝俣翔貴(東海大菅生 → 国際武道大)

【捕手】
伊藤寛士(中京大中京 → 法政大)
郡司裕也(仙台育英 → 慶応大)

【内野手】
津田翔希(浦和学院 → 東洋大)
宇草孔基(常総学院 → 法政大)
杉崎成輝(東海大相模 → 東海大)
篠原涼(敦賀気比 → 筑波大)

【外野手】
豊田寛(東海大相模 → 国際武道大)
船曳海(天理 → 法政大)

<進級>
【内野手】
清宮幸太郎(早稲田実業1年 → 早稲田実業2年)
ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西