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バムガーナーが自らカーショー撃ちも、“最強左腕対決”は白黒つかず…試合は延長の末ドジャースに軍配

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ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー
● ジャイアンツ 2 - 3 ドジャース ○
<現地時間4月9日 AT&Tパーク>

 ナ・リーグ西地区における永遠の“ライバル対決”ジャイアンツ-ドジャースの一戦で、メジャー屈指の左腕による対決が実現した。

 ジャイアンツはエース左腕のマディソン・バムガーナー、ドジャースも大黒柱のクレイトン・カーショーが先発。メジャーを代表する2人の左腕投手による投げ合いを動かしたのは、“打者・バムガーナー”だった。

 2回裏、二死走者無しで打席に入ったバムガーナーは、3球目の速球をフルスイング。完ぺきに捉えた打球はレフトスタンドへと一直線。キャリア12本目となる本塁打を相手エースから叩き込み、自らに先制点をプレゼントする。

 ところが直後の3回表、バムガーナーは一死満塁からバンストライクに対して2ストライクから死球を与えてしまい、押し出しで同点。それでも、トンプソン、エリスと後続を連続三振で斬り、勝ち越し点は許さない。

 1-1の同点で迎えた5回裏、先頭で打席に入るは前の打席で本塁打を放ったバムガーナー。ここはカーショーも打者と対するような慎重な投球を見せ、フルカウントから低めの変化球で空振りの三振。同じ轍は踏まない。

 しかし、続く9番・アドリアンサが初球の真っ直ぐを思い切り引っ叩くと、打球はライナーでレフトスタンドへ。キャリア通算2本目の本塁打は、最強左腕カーショーから打った値千金の勝ち越し弾。ジャイアンツが再びリードを奪う。

 バムガーナーはその後も走者こそ背負いながら、要所を締める投球で好調・ドジャース打線を封じていくと、7回からは継投策、8回に3番手のロペスが二塁打を浴びてピンチを招くも、代わったストリックランドが好救援でリードを守った。

 しかし、9回表にドジャースが追いつく。ジャイアンツの守護神・カシーヤが乱れ、一死満塁の大ピンチ。ここで打席に入った4番のゴンザレスは低めのボールを引っ掛け、打球はセカンドへのゴロ。球場は勝利を確信したが、これをトムリンソンが弾いてしまい、一塁のアウトのみ。土壇場で試合が振り出しに戻る。

 この瞬間にバムガーナーの勝ちは消え、8回まで二発の2失点で抑えてきたカーショーの黒星も消えた。

 試合は2-2のまま迎えた延長10回表、ドジャースは途中出場のシーガーが二塁打で出ると、続くカルバーソンもライト線を破る二塁打。シーガーが生還し、ドジャースがこの試合はじめてのリードを奪う。

 裏は守護神のジャンセンが三者凡退で締め、3-2でドジャースが勝利。このシリーズの連敗を2で止めた。
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