ニュース 2016.04.25. 16:30

記録にも記憶にも残る選手が勢揃い!“当たり”が多い中日の助っ人外国人

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中日のダヤン・ビシエド

谷繁ドラゴンズ好調の立役者


 今シーズンから中日に加入したダヤン・ビシエド。開幕からの1カ月間で強烈な輝きを放った助っ人は、下馬評の低かったチームを上位へと押し上げる原動力となった。

 昨年はシカゴ・ホワイトソックスを戦力外となり、メジャーの出場機会はなかったものの、2014年にはシーズン21本塁打を記録。年齢もまだ27歳と働き盛りで、久しぶりに来日した“超大物”であり、そしてバリバリのメジャーリーガーなのだ。

 これはホンモノ……。人々に強く印象づけたのが、阪神との開幕3連戦。日本プロ野球初となる、新助っ人による開幕戦からの3試合連続本塁打を放ち、鮮烈なデビューを飾る。

 ここまで開幕から1カ月で23試合に出場。打率はリーグトップの.366で、本塁打もトップタイの7本、打点は2位の20打点を叩き出す。

 その他にも塁打数57、長打率.695もリーグトップ。出塁率と長打率を合わせたOPSは1.164という驚異的な数値をマーク。はやくもリーグ最強打者として君臨したと言っても過言ではないよう活躍を見せている。


インパクトを残した竜の助っ人


 中日の助っ人打者といえば、これまでもすばらしいバッターが多かった。

 たとえば、1974年に入団したジーン・マーチン。来日1年目に35本塁打を放ち、チームの優勝に貢献。巨人の“V10阻止”にも大きく貢献した。在籍は5年で161本塁打を記録した。

 1982年入団のケン・モッカも、4年間で通算打率.304、82本塁打をマーク。シュアな打撃とチームを引っ張るリーダーシップで同年の優勝に貢献した。

 1985年には球団から“戦力外通告”を受けるも、モッカはそこで引退を決意。退団を受け入れる代わりに、そのシーズンの最後までプレーさせてもらえるように自ら志願した。そしてシーズン最後の巨人戦、チームは最終戦を大勝で飾ると、キャリア最後の試合を終えた功労者を胴上げ。モッカは初めての「胴上げされて引退した助っ人」となった。

 その他にも、中日在籍6年間で通算打率.318をマーク。1994年から3年連続で首位打者に輝いたアロンソ・パウエルを始め、在籍6年で153本もの本塁打を放ったレオ・ゴメスなど、強烈な印象を残した助っ人打者が多い。


ウッズにブランコ、ルナ...近年も高確率で“当たり”


 さらに近年で見ても、中日は“当たり”を引いている印象が強い。

 まずは、2005年入団のタイロン・ウッズ。中日に在籍した4年で155本塁打を記録。2006年には47本塁打に144打点で二冠にも輝いた。

 さらに、2006年には優勝を決める本塁打を放って落合博満監督を泣かせ、また2008年6月6日の日本ハム戦で本塁打を放ち、史上13人目(※当時)となる全球団から本塁打をマーク。記録にも記憶にも残る最強打者だった。


 そしてそのウッズが去った後、2009年に入団してきたのがトニ・ブランコ。この人も4年在籍で111本の本塁打を記録した。

 1年目の2009年には39本塁打、110打点で、ウッズと同じく二冠獲得。この年、5月7日の広島戦では、ナゴヤドームの天井スピーカーに直撃する“認定本塁打”も放ってファンの度肝を抜いた。

 さらにその後、2013年の入団がエクトル・ルナ。こちらは前出の2人とは異なるアベレージ型のタイプの打者であったが、在籍3年で打率.316、34本塁打を記録した優良助っ人だった。

 1年目は開幕から打率トップを独走し、4割近いアベレージをキープ。一気に首位打者候補の筆頭に躍り出たが、左膝痛の悪化により、8月に出場登録を抹消。打率.350という記録ながら、規定打席に到達できなかったため、首位打者獲得は幻に消えた。


 そしてそのルナが去り、今年からチームにやってきたのがビシエドだ。ここまで当たりが続いてくると、中日の編成部門の方々には“あっぱれ”と言うしかない。

 ビシエドも、負傷さえなく1年間通して働くことができれば、きっとものすごい数字を残すことになるだろう。そうなれば、中日打線はライバルたちにとっても大きな脅威になる。

 現在は売り出し中の高橋周平とともに3・4番を形成しており、破壊力は十分。投手力は元から定評があるだけに、打線さえなんとかなれば、セ・リーグの台風の目になる可能性は秘めているのだ。

 下馬評を覆す勢いで快進撃を見せる中日。今後もビシエドの打撃から、目が離せない。

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