今季シーズン開幕前、巨人の村田修一を取り巻く環境は最悪だった。巨人移籍4年目の昨季、103試合に出場して、打率.236、本塁打はわずか12本。打点にいたっては39と入団後ワーストの成績。ポイントゲッターとしての役割を果たすことができなかった。
そして、今季は春季キャンプで、三塁のレギュラーを目指す2年目の岡本和真の影に隠れる存在となっていた。ところが、岡本がオープン戦で打率.164と極度の不振に陥り、二軍落ち。コンスタントに打っていた男・村田が、開幕一軍と開幕三塁のスタメンを勝ち取った。
また、巨人移籍後、慕っていた阿部慎之助が、右肩不安で二軍調整を余儀なくされていることも、村田の発奮をよびこんでいる。昨季のチーム打率は、12球団最低の.243。阿部とともに巨人打線の中心人物だった村田が.236、阿部が.242と低迷した。
責任感の強い2人、阿部と村田は今季にかけていた。高橋由伸新監督の下、汚名返上を誓っていた。だが、阿部が離脱した。「阿部さんの分まで…」と強い決意で、村田は打席に立っている。
4月27日現在、村田の打率は.295。95打数28安打、1本塁打、5打点。一発の魅力はないかもしれないが、高橋監督は村田を信頼し、好不調に関係なく7番に固定している。これが、村田を生き返らせたといってもいい。
昨季までのように、打順がコロコロ変わるようでは、集中力が持たない。もちろん、村田が自らの打順について文句を言うはずはないが、打順を固定された方が、打ちやすいことは確かだろう。このまま、村田が好調を維持できれば、いずれクリーンナップを打つことも十分に考えられる。
ここで、思い出してほしいことは、村田が夏場に強いことだ。2013年シーズンには、7月に自身初の月間打率.400で巨人移籍後初の月間MVPを獲得し、翌8月にはセ・リーグ新記録となる月間46安打を放ち、2カ月連続で月間MVPに輝いた。初めて本塁打王のタイトルを獲得した横浜時代の07年も、8月に打率.373、8本塁打、24打点の成績を残している。
夏場に強さを見せる村田。2年ぶりのリーグ制覇を目指す巨人の下位打線で存在感を見せる男・村田の打撃から目が離せない。
そして、今季は春季キャンプで、三塁のレギュラーを目指す2年目の岡本和真の影に隠れる存在となっていた。ところが、岡本がオープン戦で打率.164と極度の不振に陥り、二軍落ち。コンスタントに打っていた男・村田が、開幕一軍と開幕三塁のスタメンを勝ち取った。
また、巨人移籍後、慕っていた阿部慎之助が、右肩不安で二軍調整を余儀なくされていることも、村田の発奮をよびこんでいる。昨季のチーム打率は、12球団最低の.243。阿部とともに巨人打線の中心人物だった村田が.236、阿部が.242と低迷した。
責任感の強い2人、阿部と村田は今季にかけていた。高橋由伸新監督の下、汚名返上を誓っていた。だが、阿部が離脱した。「阿部さんの分まで…」と強い決意で、村田は打席に立っている。
4月27日現在、村田の打率は.295。95打数28安打、1本塁打、5打点。一発の魅力はないかもしれないが、高橋監督は村田を信頼し、好不調に関係なく7番に固定している。これが、村田を生き返らせたといってもいい。
昨季までのように、打順がコロコロ変わるようでは、集中力が持たない。もちろん、村田が自らの打順について文句を言うはずはないが、打順を固定された方が、打ちやすいことは確かだろう。このまま、村田が好調を維持できれば、いずれクリーンナップを打つことも十分に考えられる。
ここで、思い出してほしいことは、村田が夏場に強いことだ。2013年シーズンには、7月に自身初の月間打率.400で巨人移籍後初の月間MVPを獲得し、翌8月にはセ・リーグ新記録となる月間46安打を放ち、2カ月連続で月間MVPに輝いた。初めて本塁打王のタイトルを獲得した横浜時代の07年も、8月に打率.373、8本塁打、24打点の成績を残している。
夏場に強さを見せる村田。2年ぶりのリーグ制覇を目指す巨人の下位打線で存在感を見せる男・村田の打撃から目が離せない。