「今年はルーキーの“当たり年”」
キャンプ、オープン戦の時期から聞こえていたこのキーワードは、プロ野球が開幕して1カ月、より確固たるものになりつつある。打者の筆頭は、“超変革”を掲げる阪神の1番打者を務める高山俊(阪神)であろう。安打数は、新人ながらリーグ5位の「34」という数字。リーグ最多安打のタイトルも十分可能な位置にいる。
投手の筆頭は誰か?それは、今永昇太(DeNA)ではないであろうか。今永は、開幕ローテーションを掴みとり、これまで4試合に登板している。防御率は2.39、奪三振29はリーグ7位、そして際立つのが、26回1/3を投げて、四死球2という安定感である。そんな今永が、0勝3敗と未だ勝ち星を挙げていない。今永の、開幕からの過去4試合を振り返ってみる。
3月29日 vs 巨人
●7回 被安打5 四死球2 自責点3
4月5日vs中日
●7回 被安打3 四死球0 自責点1
4月14日vs阪神
●5回1/3 被安打6 四死球0 自責点2
4月22日vs巨人
-7回 被安打6 四死球0 自責点1
今永は、先発した4試合で3月29日の巨人戦を除き、クオリティスタートを達成しているにもかかわらず、打線の援護が4試合で5点。1試合平均1.25点の援護しかないのだ。
まだシーズンが開幕して1カ月であるが、野球ファンの間で、好投しているにも関わらず勝ち投手になることができないことを表す「ムエンゴ病」状態であるといえるかもしれない。
現在チーム打率リーグ最下位のDeNA打線は、セ・リーグの新人王も狙える数字を残すルーキーを援護し、勝ち星をつけることができるのか。打線の奮起に期待したい。
キャンプ、オープン戦の時期から聞こえていたこのキーワードは、プロ野球が開幕して1カ月、より確固たるものになりつつある。打者の筆頭は、“超変革”を掲げる阪神の1番打者を務める高山俊(阪神)であろう。安打数は、新人ながらリーグ5位の「34」という数字。リーグ最多安打のタイトルも十分可能な位置にいる。
投手の筆頭は誰か?それは、今永昇太(DeNA)ではないであろうか。今永は、開幕ローテーションを掴みとり、これまで4試合に登板している。防御率は2.39、奪三振29はリーグ7位、そして際立つのが、26回1/3を投げて、四死球2という安定感である。そんな今永が、0勝3敗と未だ勝ち星を挙げていない。今永の、開幕からの過去4試合を振り返ってみる。
3月29日 vs 巨人
4月5日vs中日
●7回 被安打3 四死球0 自責点1
4月14日vs阪神
●5回1/3 被安打6 四死球0 自責点2
4月22日vs巨人
-7回 被安打6 四死球0 自責点1
今永は、先発した4試合で3月29日の巨人戦を除き、クオリティスタートを達成しているにもかかわらず、打線の援護が4試合で5点。1試合平均1.25点の援護しかないのだ。
まだシーズンが開幕して1カ月であるが、野球ファンの間で、好投しているにも関わらず勝ち投手になることができないことを表す「ムエンゴ病」状態であるといえるかもしれない。
現在チーム打率リーグ最下位のDeNA打線は、セ・リーグの新人王も狙える数字を残すルーキーを援護し、勝ち星をつけることができるのか。打線の奮起に期待したい。