ニュース 2016.05.01. 17:40

DeNA、継投失敗で再び借金10 5点リード守れず、痛恨の逆転負け

○ 阪神 7 - 6 DeNA ●
<8回戦・甲子園>

 阪神が5点差をひっくり返し逆転勝利。一方のDeNAは逃げ切りに失敗し2カード連続の負け越し。再び借金10となった。

 DeNAは2回、二死満塁から先発投手・9番山口の2点適時打で先制すると、1番関根も中前適時打を放ち3点目。3-1で迎えた6回は再び二死満塁の好機を作ると、8番高城が走者一掃の適時二塁打を放ち、6-1とリードを広げた。

 先発の山口は要所を締める投球で6回まで1失点。5点リードの7回もマウンドに上がったが、四球と2安打で無死満塁のピンチを招き、DeNAベンチは2番手・ザガースキーを送り込んだ。

 助っ人左腕は代打・今成を遊直に抑えたが、続く一死満塁のピンチで、代打・狩野、2番大和にまったくストライクが入らず8球連続ボール。連続押し出しで3点差もDeNAベンチは動かず、続く3番鳥谷にはフルカウントからの直球を右前に運ばれ、あっと言う間に2点差に迫られた。

 一死満塁は変わらず、4番福留を迎えた場面でようやく同じ左腕の田中を投入。こちらは福留を三球三振に仕留めたが、代わった4番手の須田が5番ゴメスに2点適時打を打たれ、6-6の同点に追いつかれた。

 続投した須田は、8回にも大和に決勝適時打を許し万事休す。DeNAは終盤5点リードを奪いながら、勝ちパターンの三上、山崎康を投入できぬまま敗れた。
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