ニュース 2014.08.22. 18:00

球団セーブ記録更新のオリ・平野佳 球児以来7年ぶりの日本新なるか

 オリックスの平野佳寿投手が8月21日のロッテ戦で球団新記録となる今季34セーブ目を挙げた。リーグのセーブランキングでも単独トップを走っている平野だが、実は今季2つの記録更新に期待が高まっている。

 まず1つ目は、2006年にマイケル中村投手(当時日本ハム)が打ち立てたパ・リーグ記録の39セーブ。そして2つ目は、05年に中日の岩瀬仁紀投手、2007年に藤川球児投手(当時阪神)がマークした日本新となる46セーブという大記録の更新だ。

 クローザー2年目の今季は、3~4月で7試合連続セーブを挙げるなど好スタートを切った平野。今季90試合目となった7月29日の西武戦で早くも30セーブ目をマークした。昨季は140試合目で30セーブ目を記録しており、この数字からも今季の貢献度の高さがうかがえる。

 22日時点で、残り38試合ということを考えれば、パ・リーグ記録の更新は確実といっていいだろう。さらに、藤川は日本記録を更新した2007年、97試合目で30セーブ、114試合目で34セーブを記録しており、22日に106試合目で34セーブ目を記録した平野は、当時の藤川より好ペースでセーブを重ねている。

 チームも好調を維持しており、今後もセーブ機会が増えることは確か。18年ぶりの逆転Vに向けて、守護神の日本新記録更新がカギを握る。
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