石川歩(ロッテ)、菊池雄星(西武)、則本昂大(楽天)が7日の試合で勝利投手となり、リーグトップに並ぶ6勝目を挙げた。これで、パ・リーグの最多勝利投手は7日の試合で白星を挙げた3人に加え、バンデンハーク(ソフトバンク)、和田毅(ソフトバンク)、武田翔太(ソフトバンク)と6人となった。
最近3年(6月7日終了時点)の最多勝利数投手を見ても、15年にセ・リーグで菅野智之(巨人)、高木勇人(巨人)、大野雄大(中日)の3人が6勝で並んだということがあったが、4人以上ということはなかった。
特に際立っているのが、ソフトバンクから3人も最多勝を争う投手がいることだ。成績を見てもバンデンハークと武田が6勝1敗、和田毅が6勝2敗と負け数が少ない。打線の援護、安定感を誇るリリーフ陣に助けられている部分もあるが、彼らが試合をしっかりと作っていることも大きいだろう。
一方、則本は最下位に沈む楽天のエースとして奮闘し6勝を挙げている。QS(6回3自責点以内)を12登板中11試合でクリア。QS率は規定投球回に到達している投手の中では、リーグトップと抜群の安定感を誇る。
好投を続ける一方で、ソフトバンクの3人に比べると打線の援護に恵まれず敗れる事も多い。それを踏まえると、則本が投げる試合は絶対に落とせないというプレッシャーがある中で、リーグ最多の6勝を挙げていることは立派だろう。
石川は勝ち星だけでなく、防御率もリーグトップの1.16を記録する。故障で離脱した時期もあり、登板数は6人の中で最も少ないが、9試合中8試合でQSをマークと抜群の安定感を誇る。7日の阪神戦でも、7回途中10安打を浴びたが、1失点にまとめ先発の役割を果たした。
菊池は、負け数もリーグワースト2位の5敗と多い。ただ、5敗しているが、そのうち4敗は3、4月に記録したもの。5月以降は5勝1敗と勝ち星が先行し、安定した投球を見せている。
この6人が現在リーグトップだが、和田は今夜のDeNA戦で予告先発となっており、7勝目をマークし単独トップとなる可能性もある。ただ、今年は例年以上に最多勝争いが盛り上がっていきそうだ。
最近3年(6月7日終了時点)の最多勝利数投手を見ても、15年にセ・リーグで菅野智之(巨人)、高木勇人(巨人)、大野雄大(中日)の3人が6勝で並んだということがあったが、4人以上ということはなかった。
特に際立っているのが、ソフトバンクから3人も最多勝を争う投手がいることだ。成績を見てもバンデンハークと武田が6勝1敗、和田毅が6勝2敗と負け数が少ない。打線の援護、安定感を誇るリリーフ陣に助けられている部分もあるが、彼らが試合をしっかりと作っていることも大きいだろう。
一方、則本は最下位に沈む楽天のエースとして奮闘し6勝を挙げている。QS(6回3自責点以内)を12登板中11試合でクリア。QS率は規定投球回に到達している投手の中では、リーグトップと抜群の安定感を誇る。
好投を続ける一方で、ソフトバンクの3人に比べると打線の援護に恵まれず敗れる事も多い。それを踏まえると、則本が投げる試合は絶対に落とせないというプレッシャーがある中で、リーグ最多の6勝を挙げていることは立派だろう。
石川は勝ち星だけでなく、防御率もリーグトップの1.16を記録する。故障で離脱した時期もあり、登板数は6人の中で最も少ないが、9試合中8試合でQSをマークと抜群の安定感を誇る。7日の阪神戦でも、7回途中10安打を浴びたが、1失点にまとめ先発の役割を果たした。
菊池は、負け数もリーグワースト2位の5敗と多い。ただ、5敗しているが、そのうち4敗は3、4月に記録したもの。5月以降は5勝1敗と勝ち星が先行し、安定した投球を見せている。
この6人が現在リーグトップだが、和田は今夜のDeNA戦で予告先発となっており、7勝目をマークし単独トップとなる可能性もある。ただ、今年は例年以上に最多勝争いが盛り上がっていきそうだ。