西武が12日の中日戦に3-2で勝利し、勝率を5割に戻した。首位・ソフトバンクが圧倒的な強さを誇っていることもあり、霞んでしまうが西武も現在4カード連続勝ち越し中。6月に限っていえば、8勝3敗でソフトバンクに次ぐ2位に付けている。
西武といえば、本塁打と打点でリーグトップの成績を残すメヒアを始め、秋山翔吾、中村剛也、浅村栄斗などリーグ屈指の打者が揃う一方で、投手陣に課題を抱えているイメージが強い。
しかし6月は、チーム防御率リーグトップの2.08。特に救援陣は、チーム防御率1.04を記録する。西武の救援陣は長年、勝ちパターンを固定できず苦しんでいたが、今年は昨季まで先発を務めていた牧田和久が中継ぎに入り安定感が出てきた。
12日の中日戦では、1点リードの8回から登板。3番平田良介から始まる好打順も、平田を89キロのカーブで三ゴロ、4番ビシエドを中飛、5番ナニータを三ゴロと1イニングをわずか13球で打ち取った。
この日は1イニングのみの登板となったが、先発を経験していたこともあり、時にはロングリリーフもこなす。3月26日のオリックス戦では、先発した十亀剣の後を受けて4回からマウンドに上がり6回を無失点に抑え、勝利投手にもなった。6月に入ってから5イニング以上の登板はないが、6月は4試合中2試合で2イニングを投げるなど、チームに欠かせない存在感を発揮している。
また、武隈祥太の存在も忘れてはならない。セットアッパーの高橋朋己が故障で二軍調整中のなか、開幕から勝ち試合を中心にチームトップの27試合に登板する。5月28日のDeNA戦で4失点した試合もあったが、同月31日のDeNA戦から7試合連続無失点中。牧田、守護神の増田達至の前を繋ぐ役割を十分にこなしている。
その他、ロングリリーフをこなす小石博孝、サイドスローに転向した中崎雄太なども良い働きを見せている。
先発陣はチーム最多タイの6勝を挙げる菊池雄星、2試合連続完投勝利を挙げた高橋光成、8年目の野上亮磨、ルーキーの多和田真三郎がローテーションを任されているが、手薄な印象。それでも、4月下旬から故障で二軍調整中のエース・岸孝之も近日中の復帰が噂される。
救援陣は比較的安定しており、エース・岸が復帰し先発陣が揃えば、2位争い、その先のソフトバンクを脅かす可能性を秘めている。
西武といえば、本塁打と打点でリーグトップの成績を残すメヒアを始め、秋山翔吾、中村剛也、浅村栄斗などリーグ屈指の打者が揃う一方で、投手陣に課題を抱えているイメージが強い。
しかし6月は、チーム防御率リーグトップの2.08。特に救援陣は、チーム防御率1.04を記録する。西武の救援陣は長年、勝ちパターンを固定できず苦しんでいたが、今年は昨季まで先発を務めていた牧田和久が中継ぎに入り安定感が出てきた。
12日の中日戦では、1点リードの8回から登板。3番平田良介から始まる好打順も、平田を89キロのカーブで三ゴロ、4番ビシエドを中飛、5番ナニータを三ゴロと1イニングをわずか13球で打ち取った。
この日は1イニングのみの登板となったが、先発を経験していたこともあり、時にはロングリリーフもこなす。3月26日のオリックス戦では、先発した十亀剣の後を受けて4回からマウンドに上がり6回を無失点に抑え、勝利投手にもなった。6月に入ってから5イニング以上の登板はないが、6月は4試合中2試合で2イニングを投げるなど、チームに欠かせない存在感を発揮している。
また、武隈祥太の存在も忘れてはならない。セットアッパーの高橋朋己が故障で二軍調整中のなか、開幕から勝ち試合を中心にチームトップの27試合に登板する。5月28日のDeNA戦で4失点した試合もあったが、同月31日のDeNA戦から7試合連続無失点中。牧田、守護神の増田達至の前を繋ぐ役割を十分にこなしている。
その他、ロングリリーフをこなす小石博孝、サイドスローに転向した中崎雄太なども良い働きを見せている。
先発陣はチーム最多タイの6勝を挙げる菊池雄星、2試合連続完投勝利を挙げた高橋光成、8年目の野上亮磨、ルーキーの多和田真三郎がローテーションを任されているが、手薄な印象。それでも、4月下旬から故障で二軍調整中のエース・岸孝之も近日中の復帰が噂される。
救援陣は比較的安定しており、エース・岸が復帰し先発陣が揃えば、2位争い、その先のソフトバンクを脅かす可能性を秘めている。