12日、『S1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、同日に行われた広島戦に『1番・中堅』で先発出場した楽天のドラ1ルーキー・オコエ瑠偉について解説した。
オコエ瑠偉は11日の試合で、プロ初の猛打賞を記録し、この日プロ入り後初めて1番で先発出場。初回の第1打席は、広島先発・中村恭平が投じた低めのフォークに手を出し空振り三振に倒れる。この三振に野村氏は「空振り三振したボールはフォークだと思うけど、オコエクラスになると徹底的にオコエ攻略を考えてくる」と分析した。
続く3回の第2打席は二飛に倒れ、迎えた6回無死三塁の第3打席は、三塁ベース直撃のヒットで出塁。これには野村氏も「持っているね」とコメント。その後、オコエは岡島のセンター前に抜けた打球で、二塁から一気にホームイン。野村氏は「速いね。さすが。400メーター、800メーターの走り方。陸上界も欲しかっただろう」とオコエのスピードに驚いた様子だった。
しかし、9回二死一塁の第5打席を入る前に素振りするシーンを見た野村氏がボヤく。「素振りが気に食わん。レベルスイングをイメージして普通は平行に振るじゃん。頭の上を振っているじゃん。変化球の対応をどうするか」。野村氏が課題にした変化球で、この打席空振り三振に倒れた。この日は、三塁の内野安打で出塁したものの、5打数1安打に終わった。
最後に野村氏は今後のオコエについて「二軍に置いて、少年野球に教えるように素振りから教える。基礎基本をおろそかにすると、短命で終わってしまう」と話し、「ヤクルトの山田のように足があるから、4冠王のチャンスがある」と期待した。
オコエ瑠偉は11日の試合で、プロ初の猛打賞を記録し、この日プロ入り後初めて1番で先発出場。初回の第1打席は、広島先発・中村恭平が投じた低めのフォークに手を出し空振り三振に倒れる。この三振に野村氏は「空振り三振したボールはフォークだと思うけど、オコエクラスになると徹底的にオコエ攻略を考えてくる」と分析した。
続く3回の第2打席は二飛に倒れ、迎えた6回無死三塁の第3打席は、三塁ベース直撃のヒットで出塁。これには野村氏も「持っているね」とコメント。その後、オコエは岡島のセンター前に抜けた打球で、二塁から一気にホームイン。野村氏は「速いね。さすが。400メーター、800メーターの走り方。陸上界も欲しかっただろう」とオコエのスピードに驚いた様子だった。
しかし、9回二死一塁の第5打席を入る前に素振りするシーンを見た野村氏がボヤく。「素振りが気に食わん。レベルスイングをイメージして普通は平行に振るじゃん。頭の上を振っているじゃん。変化球の対応をどうするか」。野村氏が課題にした変化球で、この打席空振り三振に倒れた。この日は、三塁の内野安打で出塁したものの、5打数1安打に終わった。
最後に野村氏は今後のオコエについて「二軍に置いて、少年野球に教えるように素振りから教える。基礎基本をおろそかにすると、短命で終わってしまう」と話し、「ヤクルトの山田のように足があるから、4冠王のチャンスがある」と期待した。