同学年に活躍している選手が多いと『松坂世代』、『88年世代』などとまとめられることが多い。『大谷・藤浪世代』も将来的には2つの世代に負けないくらいの年代になりそうだ。
大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)の2人は、高卒1年目から一軍で活躍しているが、今季は大谷、藤浪以外にも目立った働きを見せている。鈴木誠也(広島)がその一人だ。鈴木は12年ドラフト2位で広島に入団。2年目の14年に、36試合に出場して、打率.344を記録すると、昨季は開幕一軍を掴み97試合に出場した。
今季は、故障で開幕一軍を逃したものの、4月5日に一軍昇格すると、同月26日のヤクルト戦で満塁弾を含む1試合2本塁打を記録。さらに6月5日のソフトバンク戦では1試合5安打の活躍をすれば、17日と18日のオリックス戦で2試合連続サヨナラ本塁打。規定打席にも到達し、現在リーグ4位の打率.312を記録する。ルーキー時代から首脳陣に高い評価を受けていた若鯉が、いよいよ大谷・藤浪らと世代を引っ張る存在になっていきそうだ。
田村龍弘(ロッテ)は、“正捕手”として、2位のチームを引っ張る。ここ11試合連続して田村が先発マスクを被っているが、チームは10勝1敗の好成績を残す。特に投手陣は敗れた10日のヤクルト戦を除いて、3失点以内に抑えている。交流戦前の打率は.188と苦しんでいた打撃でも、交流戦に入ると6月4日のDeNA戦と11日のヤクルト戦で猛打賞をマーク。打率は2割4分台まで上昇し、交流戦だけに限ると、打率.365(52-19)を記録している。
その他、昨季10勝を挙げた若松駿太(中日)、プロ4年目で初の開幕一軍を掴んだ北條史也(阪神)、1年目から32試合に出場している西川龍磨(広島)などがいる。
またアマチュアでも昨年6月に行われたNPB選抜との壮行試合で7奪三振を記録した田中正義(創価大)を始め、全日本大学野球選手権の優勝に貢献した吉川尚輝(中京学院大)、大阪桐蔭高時代に藤浪に次ぐ存在だった沢田圭佑(立教大)など有望な選手が多い。
高卒4年目でレギュラーとして活躍している選手が多く、今オフにプロ入りする大学生たちも、プロで結果を残すことができれば、『松坂世代』、『88年世代』に負けない“最強世代”となりそうだ。
大谷翔平(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)の2人は、高卒1年目から一軍で活躍しているが、今季は大谷、藤浪以外にも目立った働きを見せている。鈴木誠也(広島)がその一人だ。鈴木は12年ドラフト2位で広島に入団。2年目の14年に、36試合に出場して、打率.344を記録すると、昨季は開幕一軍を掴み97試合に出場した。
今季は、故障で開幕一軍を逃したものの、4月5日に一軍昇格すると、同月26日のヤクルト戦で満塁弾を含む1試合2本塁打を記録。さらに6月5日のソフトバンク戦では1試合5安打の活躍をすれば、17日と18日のオリックス戦で2試合連続サヨナラ本塁打。規定打席にも到達し、現在リーグ4位の打率.312を記録する。ルーキー時代から首脳陣に高い評価を受けていた若鯉が、いよいよ大谷・藤浪らと世代を引っ張る存在になっていきそうだ。
田村龍弘(ロッテ)は、“正捕手”として、2位のチームを引っ張る。ここ11試合連続して田村が先発マスクを被っているが、チームは10勝1敗の好成績を残す。特に投手陣は敗れた10日のヤクルト戦を除いて、3失点以内に抑えている。交流戦前の打率は.188と苦しんでいた打撃でも、交流戦に入ると6月4日のDeNA戦と11日のヤクルト戦で猛打賞をマーク。打率は2割4分台まで上昇し、交流戦だけに限ると、打率.365(52-19)を記録している。
その他、昨季10勝を挙げた若松駿太(中日)、プロ4年目で初の開幕一軍を掴んだ北條史也(阪神)、1年目から32試合に出場している西川龍磨(広島)などがいる。
またアマチュアでも昨年6月に行われたNPB選抜との壮行試合で7奪三振を記録した田中正義(創価大)を始め、全日本大学野球選手権の優勝に貢献した吉川尚輝(中京学院大)、大阪桐蔭高時代に藤浪に次ぐ存在だった沢田圭佑(立教大)など有望な選手が多い。
高卒4年目でレギュラーとして活躍している選手が多く、今オフにプロ入りする大学生たちも、プロで結果を残すことができれば、『松坂世代』、『88年世代』に負けない“最強世代”となりそうだ。