昨季14年ぶりにリーグ優勝したヤクルトだが、今季はここまで最下位に沈む。特に投手陣はチーム防御率12球団ワーストの5.12と精彩を欠く。先発陣のチーム防御率に限ると、5.50まで悪化する。規定投球回に到達している投手はエース・小川泰弘だけ。その小川も防御率4.57と、かなり苦しい台所事情だ。
一方で明るい話題もある。それは、今季から育成選手となった由規が、支配下登録選手の復帰が間近であること。由規は07年高校生ドラフト1位で入団し、3年目の10年には二ケタ12勝をマーク。順調にエースの階段を登っているように思えたが、11年9月3日の巨人戦を最後に一軍での登板はない。
12年に右肩の違和感と左すね剥離骨折でシーズンを棒に振ると、翌13年に右肩のクリーニング手術。14年6月14日のイースタン・リーグのフューチャーズ戦で792日ぶりの実戦復帰を果たすも、その後も一進一退の状況が続き、15年オフに支配下選手から育成選手へと契約を変更した。
育成選手となった今季はリリーフで開幕を迎えるも、3月27日のロッテとの二軍戦で今季初先発。そこからイニング数を伸ばし、登板間隔を短くして調整を進めた。そして、真中満監督を始め一軍首脳陣が視察した6月22日の巨人との二軍戦に先発。5回を投げ、3安打、8奪三振、2失点と好投し、支配下登録復帰に向けてアピールした。球団も由規の支配下登録復帰の意向を示している。7月には一軍のマウンドに帰ってくる可能性が高い。
また、昨季トミージョン手術から復帰し6勝を挙げるも、今年の4月に再び右肘を手術した館山昌平も復帰目前だ。館山は6月7日に行われた巨人との二軍戦で実戦復帰。同日の試合で4回を投げると、6月17日のロッテとの二軍戦では今季最長の5回2/3を投げ、3失点の投球を見せた。こちらも7月上旬には、一軍のマウンドで投げられそうだ。
成績不振で二軍調整中の原樹理は、6月19日のロッテとの二軍戦で、9回を3安打無失点に抑える好投を見せている。不確定要素は多いが、由規、館山、原、さらには太ももを痛めて離脱中の石川雅規が一軍に戻ることができれば、頭数は揃いつつある。最下位から巻き返すためにも、彼らの復帰&復調はカギを握りそうだ。
一方で明るい話題もある。それは、今季から育成選手となった由規が、支配下登録選手の復帰が間近であること。由規は07年高校生ドラフト1位で入団し、3年目の10年には二ケタ12勝をマーク。順調にエースの階段を登っているように思えたが、11年9月3日の巨人戦を最後に一軍での登板はない。
12年に右肩の違和感と左すね剥離骨折でシーズンを棒に振ると、翌13年に右肩のクリーニング手術。14年6月14日のイースタン・リーグのフューチャーズ戦で792日ぶりの実戦復帰を果たすも、その後も一進一退の状況が続き、15年オフに支配下選手から育成選手へと契約を変更した。
育成選手となった今季はリリーフで開幕を迎えるも、3月27日のロッテとの二軍戦で今季初先発。そこからイニング数を伸ばし、登板間隔を短くして調整を進めた。そして、真中満監督を始め一軍首脳陣が視察した6月22日の巨人との二軍戦に先発。5回を投げ、3安打、8奪三振、2失点と好投し、支配下登録復帰に向けてアピールした。球団も由規の支配下登録復帰の意向を示している。7月には一軍のマウンドに帰ってくる可能性が高い。
また、昨季トミージョン手術から復帰し6勝を挙げるも、今年の4月に再び右肘を手術した館山昌平も復帰目前だ。館山は6月7日に行われた巨人との二軍戦で実戦復帰。同日の試合で4回を投げると、6月17日のロッテとの二軍戦では今季最長の5回2/3を投げ、3失点の投球を見せた。こちらも7月上旬には、一軍のマウンドで投げられそうだ。
成績不振で二軍調整中の原樹理は、6月19日のロッテとの二軍戦で、9回を3安打無失点に抑える好投を見せている。不確定要素は多いが、由規、館山、原、さらには太ももを痛めて離脱中の石川雅規が一軍に戻ることができれば、頭数は揃いつつある。最下位から巻き返すためにも、彼らの復帰&復調はカギを握りそうだ。