○ マリナーズ 4 - 3 カージナルス ●
<現地時間6月24日 セーフコ・フィールド>
青木宣親がマイナー降格となったマリナーズは現地時間6月24日(日本時間25日)、本拠地でカージナルスと対戦。1-3の劣勢で9回を迎えるも、リンドが起死回生の逆転サヨナラ3ランを放ち、連敗が6でストップした。
現地14日からのロード10連戦で2勝8敗、それも最後は6連敗と大きく負け越してシアトルへと戻ってきたマリナーズ。この日の試合前には青木宣親ら6名のロースター登録変更が発表され、疲弊した投手陣を補強した。
この試合で先発したのがウェイド・ルブラン。昨年は日本の西武でプレーしていた左腕で、つい先日トレードでマリナーズへと移籍してきたばかりの男である。
日本では、来日時にテレビ東京系の人気番組「Youは何しに日本へ?」の取材を受けたことでも話題に。ところが、本業の方では8試合の登板で2勝5敗、防御率4.23と振るわず。シーズン途中の9月で自由契約となってしまう。
しかし、アメリカに戻った今年はマイナーで快投を披露。ブルージェイズ傘下のバッファローでは14試合の登板で7勝2敗、防御率1.71と安定感抜群の投球を披露。ここで先発投手の補強に乗り出していたマリナーズの目に留まり、トレード移籍が決まった。
2014年以来、実に2年ぶりのメジャー登板となったが、ルブランはメジャーの舞台でも好調ぶりを発揮。強力カージナルス打線を6回まで3安打に封じ、スコアボードに0を刻んでいく。
すると、0-0で迎えた6回の裏にマリナーズが先制。李大浩の内野ゴロの間に1点を挙げ、ルブランに勝利投手の権利が生まれる。
しかし、マリナーズは8回の3番手・ベノアが誤算。押し出しで追いつかれると、味方の失策に内野ゴロと安打なしで3失点。一気に逆転を許してしまった。
ホームでも負けか…。敗色濃厚ムードで9回を迎えたが、そこに待っていたのは歓喜だった。カージナルスの守護神・ローゼンタールから無死一二塁のチャンスを作ると、リンドがライトスタンドに叩き込む逆転サヨナラ3ラン。一振りで試合をひっくり返し、4-3のサヨナラ勝ち。連敗を6でストップした。
連敗脱出はもちろんのこと、先発不足に苦しむチームの中で新加入のルブランが見せた好投も、今後に向けた大きな光明となる。マリナーズにとって収穫の多い一戦となった。
<現地時間6月24日 セーフコ・フィールド>
青木宣親がマイナー降格となったマリナーズは現地時間6月24日(日本時間25日)、本拠地でカージナルスと対戦。1-3の劣勢で9回を迎えるも、リンドが起死回生の逆転サヨナラ3ランを放ち、連敗が6でストップした。
現地14日からのロード10連戦で2勝8敗、それも最後は6連敗と大きく負け越してシアトルへと戻ってきたマリナーズ。この日の試合前には青木宣親ら6名のロースター登録変更が発表され、疲弊した投手陣を補強した。
この試合で先発したのがウェイド・ルブラン。昨年は日本の西武でプレーしていた左腕で、つい先日トレードでマリナーズへと移籍してきたばかりの男である。
日本では、来日時にテレビ東京系の人気番組「Youは何しに日本へ?」の取材を受けたことでも話題に。ところが、本業の方では8試合の登板で2勝5敗、防御率4.23と振るわず。シーズン途中の9月で自由契約となってしまう。
しかし、アメリカに戻った今年はマイナーで快投を披露。ブルージェイズ傘下のバッファローでは14試合の登板で7勝2敗、防御率1.71と安定感抜群の投球を披露。ここで先発投手の補強に乗り出していたマリナーズの目に留まり、トレード移籍が決まった。
2014年以来、実に2年ぶりのメジャー登板となったが、ルブランはメジャーの舞台でも好調ぶりを発揮。強力カージナルス打線を6回まで3安打に封じ、スコアボードに0を刻んでいく。
すると、0-0で迎えた6回の裏にマリナーズが先制。李大浩の内野ゴロの間に1点を挙げ、ルブランに勝利投手の権利が生まれる。
しかし、マリナーズは8回の3番手・ベノアが誤算。押し出しで追いつかれると、味方の失策に内野ゴロと安打なしで3失点。一気に逆転を許してしまった。
ホームでも負けか…。敗色濃厚ムードで9回を迎えたが、そこに待っていたのは歓喜だった。カージナルスの守護神・ローゼンタールから無死一二塁のチャンスを作ると、リンドがライトスタンドに叩き込む逆転サヨナラ3ラン。一振りで試合をひっくり返し、4-3のサヨナラ勝ち。連敗を6でストップした。
連敗脱出はもちろんのこと、先発不足に苦しむチームの中で新加入のルブランが見せた好投も、今後に向けた大きな光明となる。マリナーズにとって収穫の多い一戦となった。