ニュース 2016.07.06. 14:28

前田健太、5回途中4失点で6敗目 初回から毎回ピンチ、3ラン浴びKO

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1-1の5回、オリオールズの3番マチャド(奥)に勝ち越し3ランを浴びるドジャース先発の前田健太
● ドジャース 1 - 4 オリオールズ ○
<現地時間7月5日 ドジャー・スタジアム>

 ドジャースの前田健太が5日(日本時間6日)、本拠地でのオリオールズ戦に先発し、5回途中4失点でノックアウト。今季6敗目(7勝)を喫し、チームの連勝も「5」で止まった。

 オリオールズ打線と初対戦の前田は初回、一死から2番金賢洙に左翼線への二塁打を打たれ、いきなりピンチを招いた。続く3番マチャドにも右中間への大飛球を打たれたが、ここは中堅・トンプソンがフェンスにぶつかりながらも好捕。続く4番デービスは高めの直球で空振り三振に仕留め、初回は無失点で終えた。

 その裏に先制点をもらった前田は、2回も四球と左中間への安打で無死一、三塁とされる。7番スコープにも右前へ運ばれ同点とさえるも、打球が小飛球だったため一塁走者は二塁封殺。続く8番ハーディを遊ゴロ併殺に仕留め、最少失点で2回を切り抜けた。

 3回と4回も得点圏へ走者を進めるも、ピンチで粘り無失点。しかし、同点の5回も中前打と四球で無死一、二塁のピンチを迎えると、この日オールスター出場が決まったマチャドに、豪快な19号3ランを左翼席上段へ運ばれた。

 前田はここで降板。毎回ピンチを作りながらも何とか最少失点で凌いでいたが、最後は相手主砲にトドメを刺され、4回0/3を7安打5三振3四球で4失点。先発の役割を果たせず、防御率は3.07となった。

 ドジャースは中継ぎ陣が無失点で繋いだが、打線は2回以降ゼロ行進。この試合は投打が噛み合わず、前田の前回白星から始まった連勝は「5」で止まった。

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