ニュース 2016.07.06. 15:10

意外と知らない“支配下→育成→支配下”の選手

無断転載禁止
復活をめざすヤクルト・由規(写真は2015年春季キャンプ)
 育成選手のヤクルト・由規が5日、支配下登録選手に復帰した。

 由規は2007年高校生ドラフト1位でヤクルトに入団すると、3年目の10年に12勝をマーク。将来のエース候補として期待されたが、11年を最後に右肩の故障で一軍登板はなし。育成選手となった今季は、ここまで二軍戦、9試合に登板して、2勝3敗、防御率3.79の成績。不安視された右肩の状態は、中10日の登板間隔を空けて先発しても、問題がなかったこともあり、支配下登録復帰となった。

 今回、由規が再び支配下選手に戻ったように、これまでにも「支配下→育成→支配下」となった選手は多くいる。今年、“超変革”を掲げる阪神で、先発マスクを被る機会が増えた原口文仁(阪神)がその一人だ。原口は09年ドラフト6位で阪神に入団も、12年オフに育成選手へ契約を移行。約3年半育成選手としてプレーし、4月27日に支配下選手に復帰した。復帰後は同日の巨人戦で一軍デビューを果たすと、2打席目でプロ初安打を記録。

 5月に入るとスタメン出場する機会が増え、4日の中日戦でプロ初本塁打、19日の中日戦ではプロ初のサヨナラ打を放った。5月は打率.380、5本塁打、17打点の活躍で、野手の育成経験者では初の月間MVPに輝いた。さらに、監督選抜で「マツダオールスターゲーム2016」に出場を決めるなど、大活躍を見せる。

 また、過去を振り返ると、現在は活躍の舞台をメジャーに移したチェン・ウェインもそうだ。チェンは04年に中日に入団し、当時は“今中二世”と期待されていたが、故障が多く07年の1年間は育成選手として契約。支配下選手に戻った08年は、プロ初勝利を挙げるなど、7勝をマークしブレイク。

 翌09年に最優秀防御率(1.54)のタイトルを獲得し、チームの中心投手に成長した。10年と11年には左のエースとして、リーグ優勝に貢献。11年オフにメジャー挑戦し、現在はイチローと同じマーリンズでプレーする。

 その他、河内貴哉、大田阿斗里、田面巧二郎、野手では中村紀洋、脇谷亮太、狩野恵輔などが“支配下→育成→支配下”を経験した選手となっている。

【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

Bクラスからの王座奪還を目指すヤクルトは村上宗隆と山田哲人の復活がカギを握る。2年目の吉村貢司郎を筆頭に若手投手の成長にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西