球宴前最後のゲームが13日に行われる。一方、14日にフレッシュオールスターが開催される二軍は、一足先にオールスター休みに入った。そこで、前半戦終了時点における二軍打者の成績を見ていきたい。まずはウエスタンから。
ウエスタン・リーグは、首位に立つソフトバンク勢の活躍が目立つ。特に8年目の26歳、育成出身の猪本健太郎(ソフトバンク)は、打率、本塁打の主要2部門でトップ。この活躍が認められ、猪本は2度一軍に昇格したが、二軍の2冠王も一軍では思うような出場機会を得られず、結果は残せていない。
昇格後、7月6日と同7日のオリックス戦に指名打者として先発したが、四死球により出塁はしたものの、5打数0安打という結果に終わった。選手層の厚いソフトバンクで生き残るには、少ないチャンスを生かせる勝負強さが必要不可欠となる。
【ウエスタン】
<打率>
1位 .325 猪本健太郎(ソフトバンク)
2位 .297 野間峻祥(広島)
3位 .287 塚田正義(ソフトバンク)
<本塁打>
1位 8本 猪本健太郎(ソフトバンク)
2位 7本 福田永将(中日)
2位 7本 陽川尚将(阪神)
2位 7本 カニザレス(ソフトバンク)
<打点>
1位 41打点 陽川尚将(阪神)
2位 38打点 福田永将(中日)
3位 33打点 猪本健太郎(ソフトバンク)
<出塁率>
1位 .410 塚田正義(ソフトバンク)
2位 .386 猪本健太郎(ソフトバンク)
3位 .353 友永翔太(中日)
<安打>
1位 74安打 猪本健太郎(ソフトバンク)
2位 71安打 塚田正義(ソフトバンク)
3位 62安打 野間峻祥(広島)
<盗塁>
1位 13盗塁 桒原樹(広島)
2位 12盗塁 釜元豪(ソフトバンク)
2位 12盗塁 野間峻祥(広島)
また猪本以外では、出塁率1位の塚田正義(ソフトバンク)が各ランキングの上位に名を連ねている。しかし、チームの状態に加え、現在の主戦場である三塁には松田宣浩という絶対的な存在がいるため、ある程度の成績を残しても上がることができないのが現状だ。
一方、イースタン・リーグは、山川穂高(西武)が打率、本塁打でリーグ1位の成績を残す。山川はオリックスとの開幕戦で「7番・一塁」で出場するなど、今季は活躍が期待されたが、10打数0安打と精彩を欠き二軍落ち。二軍で結果を残し、再度一軍昇格を果たしたが、2年ぶりの本塁打をマークするも、再び二軍降格となっている。中村剛也の状態が本調子ではないだけに、後半戦は一軍での活躍にも期待したい。
【イースタン】
<打率>
1位 .317 山川穂高(西武)
2位 .316 中川大志(楽天)
3位 .311 呉念庭(西武)
<本塁打>
1位 17本 山川穂高(西武)
2位 12本 岡本和真(巨人)
3位 11本 井上晴哉(ロッテ)
<打点>
1位 57打点 岡本和真(巨人)
2位 52打点 山川穂高(西武)
3位 38打点 白根尚貴(DeNA)
<出塁率>
1位 .420 中川大志(楽天)
2位 .414 呉念庭(西武)
3位 .386 山川穂高(西武)
<安打>
1位 80安打 白根尚貴(DeNA)
2位 71安打 岡本和真(巨人)
3位 67安打 香月一也(ロッテ)
<盗塁>
1位 23盗塁 重信慎之介(巨人)
2位 22盗塁 山崎晃太朗(ヤクルト)
3位 14盗塁 呉念庭(西武)
その他では、西武にドラフト7位で入団したルーキー・呉念庭の活躍が光る。すでに一軍昇格を果たし、7月10日のオリックス戦で初先発・初安打を記録した。また、村田修一と開幕スタメンの座を争った巨人の岡本和真は打点でトップに立ち、本塁打や安打数でも上位にランクインしている。
オールスターが終わると、厳しい夏場を迎え、ペナントレースも後半戦に突入していく。このままでは終わるまいと二軍で牙を研ぐ選手たちの活躍にも注目したい。
ソフトバンク勢の活躍
ウエスタン・リーグは、首位に立つソフトバンク勢の活躍が目立つ。特に8年目の26歳、育成出身の猪本健太郎(ソフトバンク)は、打率、本塁打の主要2部門でトップ。この活躍が認められ、猪本は2度一軍に昇格したが、二軍の2冠王も一軍では思うような出場機会を得られず、結果は残せていない。
昇格後、7月6日と同7日のオリックス戦に指名打者として先発したが、四死球により出塁はしたものの、5打数0安打という結果に終わった。選手層の厚いソフトバンクで生き残るには、少ないチャンスを生かせる勝負強さが必要不可欠となる。
【ウエスタン】
<打率>
1位 .325 猪本健太郎(ソフトバンク)
2位 .297 野間峻祥(広島)
3位 .287 塚田正義(ソフトバンク)
<本塁打>
1位 8本 猪本健太郎(ソフトバンク)
2位 7本 福田永将(中日)
2位 7本 陽川尚将(阪神)
2位 7本 カニザレス(ソフトバンク)
<打点>
1位 41打点 陽川尚将(阪神)
2位 38打点 福田永将(中日)
3位 33打点 猪本健太郎(ソフトバンク)
<出塁率>
1位 .410 塚田正義(ソフトバンク)
2位 .386 猪本健太郎(ソフトバンク)
3位 .353 友永翔太(中日)
<安打>
1位 74安打 猪本健太郎(ソフトバンク)
2位 71安打 塚田正義(ソフトバンク)
3位 62安打 野間峻祥(広島)
<盗塁>
1位 13盗塁 桒原樹(広島)
2位 12盗塁 釜元豪(ソフトバンク)
2位 12盗塁 野間峻祥(広島)
また猪本以外では、出塁率1位の塚田正義(ソフトバンク)が各ランキングの上位に名を連ねている。しかし、チームの状態に加え、現在の主戦場である三塁には松田宣浩という絶対的な存在がいるため、ある程度の成績を残しても上がることができないのが現状だ。
三冠王もあり得る?
一方、イースタン・リーグは、山川穂高(西武)が打率、本塁打でリーグ1位の成績を残す。山川はオリックスとの開幕戦で「7番・一塁」で出場するなど、今季は活躍が期待されたが、10打数0安打と精彩を欠き二軍落ち。二軍で結果を残し、再度一軍昇格を果たしたが、2年ぶりの本塁打をマークするも、再び二軍降格となっている。中村剛也の状態が本調子ではないだけに、後半戦は一軍での活躍にも期待したい。
【イースタン】
<打率>
1位 .317 山川穂高(西武)
2位 .316 中川大志(楽天)
3位 .311 呉念庭(西武)
<本塁打>
1位 17本 山川穂高(西武)
2位 12本 岡本和真(巨人)
3位 11本 井上晴哉(ロッテ)
<打点>
1位 57打点 岡本和真(巨人)
2位 52打点 山川穂高(西武)
3位 38打点 白根尚貴(DeNA)
<出塁率>
1位 .420 中川大志(楽天)
2位 .414 呉念庭(西武)
3位 .386 山川穂高(西武)
<安打>
1位 80安打 白根尚貴(DeNA)
2位 71安打 岡本和真(巨人)
3位 67安打 香月一也(ロッテ)
<盗塁>
1位 23盗塁 重信慎之介(巨人)
2位 22盗塁 山崎晃太朗(ヤクルト)
3位 14盗塁 呉念庭(西武)
その他では、西武にドラフト7位で入団したルーキー・呉念庭の活躍が光る。すでに一軍昇格を果たし、7月10日のオリックス戦で初先発・初安打を記録した。また、村田修一と開幕スタメンの座を争った巨人の岡本和真は打点でトップに立ち、本塁打や安打数でも上位にランクインしている。
オールスターが終わると、厳しい夏場を迎え、ペナントレースも後半戦に突入していく。このままでは終わるまいと二軍で牙を研ぐ選手たちの活躍にも注目したい。