足で揺さぶり同点ホームを踏む!
マーリンズのイチローが15日(日本時間16日)、カージナルス戦の8回に代打で出場し中前打を放った。これでメジャー通算2991安打とし、節目の3000安打へ残り9本とした。
イチローは後半戦初戦もベンチからのスタート。それでも5-6の終盤8回、中継ぎ右腕・フェルプスの代打として名前がコールされると、敵地・セントルイスのファンからも拍手が沸き起こった。
一死走者なしの場面で、マウンドには中継ぎ左腕のシーグリスト。イチローはじっくり選球しながらフルカウントまで持ち込むと、7球目の直球を鮮やかに中前へ弾き返した。
その後、けん制悪送球で二塁へ進んだイチローは、2番プラードの右前適時打で生還。ベンチではチームメイトが出迎え、笑顔でハイタッチを交わした。その後の守備には就かず、この試合は1打数1安打1得点。打率は.339となった。