ニュース 2016.07.30. 19:00

オンドルセクがオリオールズと契約 日本を経験した外国人投手のメジャー成績は?

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レッズ時代のオンドルセク
 オリオールズは、前ヤクルトのオンドルセクと契約を結んだ。

 昨季ヤクルトに加入したオンドルセクは、1年目の昨季は守護神・バーネットに繋ぐセットアッパーとして、72試合に登板。33ホールドをマークし、14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。しかし、今季は開幕から退団したバーネットに代わり抑えを務めていたが、6月26日の中日戦で、首脳陣に暴力的な態度を取ったこともあり、球団から謹慎処分を命じられた。その後、帰国し7月21日に退団していた。

 あまり好ましくない退団ではあったが、14年までプレーしていたメジャーのマウンドで再び投げることになった。これまでにも、日本を経験して海を渡った外国人投手は多い。

 昨季までヤクルトでチームメイトだったバーネットは、今季からレンジャーズに加入。4月5日のマリナーズ戦でメジャー初登板を果たすが、ヤクルト時代にチームメイトだった・青木宣親にタイムリーを打たれるなど、ホロ苦い登板となった。その後は安定した投球を披露し、特に7月は9試合に登板して、防御率0.00と抜群の安定感を誇る。

 阪神時代に2年連続で最多セーブを獲得した呉昇桓は、今季からカージナルスでプレーする。開幕は中継ぎでスタート。中継ぎで結果を残していくと、7月2日のブリュワーズ戦でメジャー初セーブをマーク。現在はカージナルスの守護神を務め、7セーブを挙げている。28日のマーリンズ戦でも、9回の1イニングを無失点に抑えセーブを挙げた。

 また、レンジャーズに所属するルイスは、03年にメジャーで10勝を挙げるも、その後は伸び悩み08年から2年間広島でプレー。広島では2年連続最多奪三振のタイトルを獲得し、再び2010年からメジャーの舞台に戻ると、同年から2年連続二ケタ勝利。昨季は17勝をマークした。

 オンドルセクは、ヤクルトの退団理由は決して褒められたものではないが、日本で培った経験を活かして欲しいところだ。

【日本を経験してメジャーで活躍する外国人選手】
バーネット(元ヤクルト)
今季成績:40試 6勝3敗0S 防2.12

呉昇桓(元阪神)
今季成績:53試 2勝1敗7S 防1.69

ルイス(元広島)
今季成績:15試 6勝1敗0S 防3.21

チェン(元中日)
今季成績:19試 5勝4敗0S 防4.99

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