首位・巨人と2位・広島によるペナントの行方を占う重要な“首位攻防3連戦”が今日から始まる。巨人とゲーム差1に迫り、長野に乗り込んだ広島は、現在5カード連続勝ち越し中。この3連戦で3連勝すれば首位に立ち、23年ぶりのリーグ優勝に向けて視界が開けてくる。巨人を追う広島にとっては、何としてでも勝ち越したい3連戦となる。
第1戦の先発は広島が野村祐輔で、巨人が杉内俊哉。野村は巨人戦今季2度目の先発となる。4月8日の東京ドームでは、巨人と同率首位で並んでいる中での登板だったが、6回を1失点に抑え、チームを2012年4月9日以来となる単独首位へと導いた。野村自身もプロ3年目で初めて巨人戦で白星を挙げており、縁起の良い相手といえる。
一方の杉内は、今季2度目の広島戦先発。前回登板となった4月25日のマツダスタジアムでは、5回5失点で敗戦投手となっている。さらに、6月、7月と調子を上げていた杉内だったが、8月は0勝2敗、防御率5.63と良いところなし。首位を走る巨人は初戦をものにすれば、この3連戦を圧倒的有利に進められるだけに、杉内には9月から心機一転の投球でチームを勝利に導いて欲しいことだろう。
この試合でポイントになるのは巨人・坂本勇人だ。坂本は最近5試合、打率.238、0本塁打、1打点と調子を落としているが、広島戦に限っては打率.314、6本塁打、11打点と得意にしている。また、野村自身も坂本に対して、今季2打数2安打、昨季は7打数4安打と打ち込まれており、坂本との勝負は気をつけながら投球したいところだ。
坂本のバットが広島の優勝を遠ざけるか、それとも好調・鯉打線が不調の杉内を攻略するか。天王山第1Rは白熱の展開必至だ。
<9月2日試合予定と予告先発>
第1戦の先発は広島が野村祐輔で、巨人が杉内俊哉。野村は巨人戦今季2度目の先発となる。4月8日の東京ドームでは、巨人と同率首位で並んでいる中での登板だったが、6回を1失点に抑え、チームを2012年4月9日以来となる単独首位へと導いた。野村自身もプロ3年目で初めて巨人戦で白星を挙げており、縁起の良い相手といえる。
一方の杉内は、今季2度目の広島戦先発。前回登板となった4月25日のマツダスタジアムでは、5回5失点で敗戦投手となっている。さらに、6月、7月と調子を上げていた杉内だったが、8月は0勝2敗、防御率5.63と良いところなし。首位を走る巨人は初戦をものにすれば、この3連戦を圧倒的有利に進められるだけに、杉内には9月から心機一転の投球でチームを勝利に導いて欲しいことだろう。
この試合でポイントになるのは巨人・坂本勇人だ。坂本は最近5試合、打率.238、0本塁打、1打点と調子を落としているが、広島戦に限っては打率.314、6本塁打、11打点と得意にしている。また、野村自身も坂本に対して、今季2打数2安打、昨季は7打数4安打と打ち込まれており、坂本との勝負は気をつけながら投球したいところだ。
坂本のバットが広島の優勝を遠ざけるか、それとも好調・鯉打線が不調の杉内を攻略するか。天王山第1Rは白熱の展開必至だ。
<9月2日試合予定と予告先発>