ニュース 2016.08.08. 16:30

履正社が初戦突破 注目左腕・寺島が9回2安打、11K完投

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【夏の甲子園】大会2日目・第3試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
高川学園 1 - 5 履正社
<1回戦 8月8日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、8日に大会2日目を迎えた。第3試合では、激戦の大阪を勝ち抜いた優勝候補・履正社が登場。初出場の高川学園(山口)を5-1で下し、2回戦進出を決めた。

 なんといっても注目はプロのスカウトから熱視線を送られているエースの寺島成輝(3年)。この日も最速146キロの直球を軸に、相手打線を封じていく。

 6回に内野安打にエラーが絡んでピンチを招くと、3番の相田聖人(3年)にタイムリーを浴びて失点。それでも許した得点はその1点のみで、9回を投げて2安打、10奪三振の1失点。評判に違わぬ実力を見せつけた。

 試合は履正社が2回に山本侑度(3年)がタイムリーを放って先制。さらに福田観大(3年)のスリーベースで2点を加えると、北野秀(3年)にもタイムリーが飛び出してこの回一挙4得点。主導権を握る。

 1点を返されて迎えた7回にも安田尚憲(2年)のタイムリーで突き放し、5-1で逃げ切り勝ち。6年ぶりの夏・初戦を白星で飾った。


▼ 履正社・岡田龍生監督
「(相手先発・山野太一に関して)素晴らしい投手だった。打線がうまく対応してくれた」
「(先発・寺島について)これくらいのピッチングはしてくれるかなと思っていた。押したり引いたり上手いこと投げてくれた。次戦以降はもっと甲子園を楽しむことができるでしょう」

▼ 履正社・寺島成輝
「ストレートで押せたのが良かった。全部完投、完封したい。目標は優勝です」
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