“東西の横綱”が早くも激突...
7日に開幕した「第98回全国高校野球選手権大会」も大会3日目までが終了。あさって11日からは早くも2回戦の対戦がはじまる。
そんな中、14日(日)に行われる2回戦の4試合が「アツすぎる!」と高校野球ファンの間で話題になっている。
というのも、夏の甲子園は試合が終わるごとに次戦の相手を決める抽選を行うため、2回戦以降の相手は分からない状態になっているのだ。それが大会3日目が終わり、抽選の結果14日(日)に行われる大会8日目の対戦カードが決定。14日(日)に行われる2回戦・4試合の組み合わせは以下の通り。
【大会8日目・試合予定】
[第1試合] 山梨学院(山梨)- いなべ総合(三重)
[第2試合] 常総学院(茨城)- 中京(岐阜)
[第3試合] 東邦(愛知)- 八戸学院光星(青森)
[第4試合] 横浜(神奈川)- 履正社(大阪)
たしかに、2回戦とは思えないような豪華な顔ぶれが並んでいる。
なんと言っても最注目は第4試合の横浜-履正社。ともに大会前から優勝候補に挙げられる“東西の横綱”が、2回戦で潰し合うことになったのだ。
プロ注目の投手を抱えた両チーム。横浜の藤平尚真は1回戦で7回途中13奪三振の1失点という好投を見せており、履正社のエース左腕・寺島成輝も1回戦で9回を2安打、11奪三振で1失点とさすがの投球を見せた。
「事実上の決勝戦」という声も挙がる一戦は見逃し厳禁だ。
初戦で19得点の東邦は八戸学院光星と...
さらに第3試合では、愛知の東邦と青森・八戸学院光星が激突する。
東邦は初戦で24安打・19得点と猛打が爆発。失点も9を記録したものの、エース・藤嶋健人は温存した。2回戦ではマウンドに戻ってくるであろう藤嶋の投球にも注目が集まる。
第2試合は、初戦で11-0の完勝スタートを切った常総学院と初戦で12得点を挙げた中京による対戦。第1試合も甲子園で21年ぶりの勝利を挙げて勢いにのる山梨学院と、春夏通じて初勝利を挙げたばかりのいなべ総合と、4試合すべてが注目の戦いに。
お盆ど真ん中の日曜日は、甲子園から目が離せない。