第98回 高校野球選手権大会
横浜 7 - 1 東北
<1回戦 8月9日>
「第98回 全国高校野球選手権大会」は、9日で大会3日目。第3試合には、7年ぶりに夏切符を手にした東北の名門・東北(宮城)が登場。優勝候補の横浜(神奈川)に挑んだが、1-7の完敗を喫した。
ほとんどテークバックのない変則サウスポーとして県大会から話題を集めていた渡辺法聖(3年)が先発。初回、ライト前ヒットで出塁した先頭打者に、すぐさま盗塁を決められて立ち上がりから揺さぶられると、タイムリーで1失点。先制を許すも、その後のピンチはしのいで最少失点で切り抜ける。
ところが3回、二死ながら一、三塁とピンチを招くと、相手主将の公家響(3年)に3ランを浴びてさらに3失点。0-4と序盤から追い込まれてしまう。
打線も、プロ注目の右腕・藤平尚真(3年)の前に初回から5者連続の空振り三振に倒れ、投打で圧倒される苦しい展開。このまま一方的な展開になるかと思われたが、3回に反撃の糸口をつかむ。
一死から、8番の田中隆太(3年)がピッチャー強襲の内野安打でこの試合初の出塁を果たすと、盗塁と四球でチャンスをつくり、二死一、二塁。ここで2番・笹沼匠(3年)がセンター前にタイムリーを放って1点を返す。
しかし後が続かず、4回と6回にも得点圏に走者を進めながら、勝負所で藤平の前に三振。追い上げのチャンスを逃すと、県大会をほぼ1人で投げ抜いてきた渡辺が4回、6回、7回と1点ずつ奪われて万事休す。7年ぶりの夏は初戦で力尽きた。
▼ 東北・我妻敏監督
「(立ち上がりの5者連続三振は)想像していなかった。速いボールへの練習は徹底してやってきたつもりだが、打者の反応を見ると予想以上に手元で伸びていたのだと思う。もう少し食い下がりたかったが、相手に与えた本塁打が痛かった」
横浜 7 - 1 東北
<1回戦 8月9日>
「第98回 全国高校野球選手権大会」は、9日で大会3日目。第3試合には、7年ぶりに夏切符を手にした東北の名門・東北(宮城)が登場。優勝候補の横浜(神奈川)に挑んだが、1-7の完敗を喫した。
ほとんどテークバックのない変則サウスポーとして県大会から話題を集めていた渡辺法聖(3年)が先発。初回、ライト前ヒットで出塁した先頭打者に、すぐさま盗塁を決められて立ち上がりから揺さぶられると、タイムリーで1失点。先制を許すも、その後のピンチはしのいで最少失点で切り抜ける。
ところが3回、二死ながら一、三塁とピンチを招くと、相手主将の公家響(3年)に3ランを浴びてさらに3失点。0-4と序盤から追い込まれてしまう。
打線も、プロ注目の右腕・藤平尚真(3年)の前に初回から5者連続の空振り三振に倒れ、投打で圧倒される苦しい展開。このまま一方的な展開になるかと思われたが、3回に反撃の糸口をつかむ。
一死から、8番の田中隆太(3年)がピッチャー強襲の内野安打でこの試合初の出塁を果たすと、盗塁と四球でチャンスをつくり、二死一、二塁。ここで2番・笹沼匠(3年)がセンター前にタイムリーを放って1点を返す。
しかし後が続かず、4回と6回にも得点圏に走者を進めながら、勝負所で藤平の前に三振。追い上げのチャンスを逃すと、県大会をほぼ1人で投げ抜いてきた渡辺が4回、6回、7回と1点ずつ奪われて万事休す。7年ぶりの夏は初戦で力尽きた。
▼ 東北・我妻敏監督
「(立ち上がりの5者連続三振は)想像していなかった。速いボールへの練習は徹底してやってきたつもりだが、打者の反応を見ると予想以上に手元で伸びていたのだと思う。もう少し食い下がりたかったが、相手に与えた本塁打が痛かった」