ニュース 2016.08.11. 12:11

継投がアダに…初出場の八王子、善戦も初勝利ならず

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【夏の甲子園】大会5日目・第1試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
八王子 1 - 7 日南学園
<1回戦 8月11日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会5日目。第1試合では、初出場の八王子(西東京)が登場。宮崎の強豪・日南学園に挑んだが、初勝利はならなかった。

 激戦の西東京大会を制し、春夏通じて甲子園初出場を果たした八王子。小さい力でも結集して相手に立ち向かう“ありんこ軍団”をモットーに甲子園でも初勝利を目指した。

 立ち上がり、先発の早乙女大輝(2年)は初めての聖地にも浮足立つことなく三者凡退のスタート。4回までスコアボードにゼロを刻む好投を見せる。

 迎えた5回、連打で一三塁とピンチを招くも、続く打者は注文通りの内野ゴロ併殺。三塁走者の生還は許したものの、最少失点でしのいだ。

 ところが6回、マウンドには2人目の米原大地(2年)が登板。好投の左腕を降ろす決断を下したが、これが裏目に出てしまう。

 先頭の四球と安打でピンチを招くと、2本のタイムリーと犠飛で計5失点。善戦から一転、大きなビハインドを背負うこととなった。

 7回にも1点を失った八王子は9回、内野ゴロ併殺崩れの間に甲子園での初得点を刻んだが、反撃はその1点で終了。1-7で敗れ、甲子園初勝利を掴むことは出来なかった。


▼ 八王子・安藤徳明監督
「結果的に継投ミス。私の責任。先制されていたので、流れを変える意味もあったのですが...」
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