ニュース 2016.08.11. 14:20

9回一死までは無安打も…富山第一がサヨナラ勝ち!

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【夏の甲子園】大会5日目・第2試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
富山第一 1 - 0 中越
<1回戦 8月11日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会5日目。1回戦最後のゲームとなる第2試合は、3年ぶり2度目の出場の富山第一(富山)が2年連続出場の中越(新潟)をサヨナラで破って2回戦進出を果たした。

 序盤から両投手による投げ合いとなったこの試合。富山第一は中越の先発左腕・今村豪(3年)を前に無安打のままゼロで抑え込まれる。

 それでも、7回以降は四球を絡めてチャンスを作っていくと、8回には二死満塁という大チャンス。ここで2番の佐々木拓海(3年)が鋭い当たりを弾き返すも、打球は今村のグラブの中。惜しくもあと一本が出ない。

 一方の投手は、先発した中津原元輝(3年)が6回まで3安打、無失点の力投。7回からは森圭名(2年)が相手につけ入るスキを与えず、試合は0-0のまま9回を迎える。

 9回裏、一死から4番の狭間悠希(3年)が右中間を破る二塁打。この試合はじめてのヒットで出ると、続く河原大成(3年)も甘く入った速球を逃さずとらえ、鋭い打球は左中間へ。二塁走者が生還し、富山第一がサヨナラ勝ちを収めた。


▼ 富山第一・黒田学監督
「初戦はむずかしい...。選手たちがよく打ち破ってくれた」

▼ 富山第一・河原大成
「良い場面で打てて幸せです。わがままな打撃をせず、コンパクトなスイングを心がけた」
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