ニュース 2016.08.13. 16:11

創志学園の松坂2世・高田、150キロ超連発も制球に苦しみ強力打線の餌食に…

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【夏の甲子園】大会7日目・第3試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
創志学園 8 - 11 盛岡大付
<2回戦 8月13日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は大会7日目を迎え、第3試合で創志学園(岡山)が今大会最後の登場。3回戦進出を目指したが、盛岡大付(岩手)の強打を前に屈した。

 序盤は“松坂2世”の異名を持つ注目右腕・高田萌生(3年)が150キロ超えの速球を連発し、盛岡大付の強力打線を力で抑えこんでいく。すると打線も2回に相手の野選で1点を先制すると、9番の本田竜真(3年)がスクイズを決めて追加点。さらに1番・高井翔(3年)にもタイムリーが出て3点を先制した。

 2回にも1点を加え、4点のリード。このまま試合を優位に進めるかと思われたが、4回に高田が突如乱れる。

 3番の植田拓(2年)に変化球を完ぺきに捕らえられ、レフトスタンドまで叩き込まれると、これまでの姿が嘘のように一変。3連続四球で満塁とすると、内野ゴロで1点を失い、そこからの連続内野安打で4-4の同点。さらに5回にも連打と四球で満塁とし、タイムリー2本で4失点。4-8と逆転を許してしまった。

 それでも6回、3番の北川大貴(3年)がタイムリー内野安打を放つと、4番の難波侑平(2年)にも2点タイムリーが飛び出し、7-8と1点差。必死に食らいつき、終盤戦へ望みをつなげる。

 ところが、直後の6回裏に相手の4番に一発を浴びるなど、3失点で反撃が水の泡。7回に1点を返すも中盤の大量失点が響き、8-11で敗れた。


▼ 創志学園・長沢宏行監督
「3点までと思っていたが、こういう試合になってしまった。その中で野手はよく打った。(高田について)1本ホームランを打たれてから焦ったかな。選手たちはよく頑張ってくれたと思います」
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