ニュース 2016.08.13. 10:15

木更津総合が初戦突破!エース・早川が2安打&12K完封

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【夏の甲子園】大会7日目・第1試合の結果
第98回 全国高校野球選手権大会
木更津総合 2 - 0 唐津商
<2回戦 8月13日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会7日目を迎えた。第1試合は2季連続出場の木更津総合(千葉)が5年ぶり出場の唐津商(佐賀)と対戦。好投手同士の投げ合いは、木更津総合が2-0で接戦を制した。

 木更津総合は、エース左腕の早川隆久(3年)が立ち上がりから快投を披露。勢いのある速球とキレ味抜群のスライダーを武器に、初回を三者連続三振で斬る好スタートを見せると、2回までに5奪三振を記録。相手にチャンスすら作らせない。

 すると打線は2回、先頭の鳥海嵐万(3年)が内野安打で出塁すると、犠打で送って一死二塁のチャンス。ここで細田悠貴(2年)がライトへ運ぶタイムリーを放ち、1点を先制した。

 さらにつづく井上瑞樹(3年)も安打でチャンスを広げると、ピッチャーの早川がタイムリーを放って追加点。2-0とリードを広げた。


 今日の早川には、この2点で十分だった。

 走者を出しても併殺や牽制でアウトに取り、チャンスの芽を確実に潰していく。三振もペースを落とすことなく、4回以外はすべてのイニングで記録した。

 9回もマウンドに上った早川は、三振2つを奪って三者凡退。9回を115球、2安打、与四死2つで12奪三振の完封。二塁すら踏ませない理想的な投球で、チームを初戦勝利に導いた。


▼ 木更津総合・五島卓道
「守備で耐えて耐えてというチーム。よく守ってしのいだ。ひとつ勝ったので次は打線ものびのびできるでしょう」

▼ 木更津総合・早川隆久
「コントロール重視の投球を意識した。変化球が散らばり、相手が振ってくれたのが良かった。ただ、ストレートが甘かったのは反省点。好投手が多いので、吸収して大会中に成長したい」
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