ニュース 2016.08.15. 18:31

相手エースを前に打線が沈黙…富山第一、3年ぶりの3回戦進出はならず

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【夏の甲子園】大会9日目・第3試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
広島新庄 7 - 1 富山第一
<2回戦 8月15日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会9日目。2回戦最後の試合となった第3試合は富山第一(富山)が前回出場時以来となる3回戦進出をめざしたが、広島新庄(広島)のエース左腕・堀瑞輝(3年)を攻略できず、2回戦で散った。

 隣県対決となった中越(新潟)との初戦では、9回一死まで無安打に封じられながらも、そこからの連続二塁打でサヨナラ勝ち。劇的な勝ち方で2回戦に進んだ。

 この日も相手先発の堀を前に3回までパーフェクト投球を許すも、4回に反撃。先頭の主将・宝達洋樹(3年)がチーム初安打となる二塁打を放つと、犠打で三塁に進め、3番の岩城竣貴(3年)の遊ゴロの間に三塁走者が生還。1-1の同点に追いついた。

 しかし、この後は再び堀の前に凡打の山を築く。唯一のチャンスは6回、一死一塁からアウトを増やしてまで走者を二塁へ送るも、岩城が倒れて得点ならず。その間に勝ち越しを許し、8回にも4点を失って突き放された。

 放った安打は3本で、四死球はゼロ。ほぼ完璧に封じ込まれ、投手陣も初戦で見せた粘りを発揮できずに終わった。
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