第98回 高校野球選手権大会
日南学園 1 - 4 北海
<3回戦 8月17日>
「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会11日目。今日でベスト8がすべて出揃った。
ベスト8最後のイスをかけて行われた第4試合は、全国最多37回目の出場となった北海(南北海道)が日南学園(宮崎)に競り勝ち、22年ぶりとなる準々決勝進出を決めた。
初戦で初出場の松山聖陵(愛媛)に競り勝ち、22年ぶりとなる夏の甲子園での勝利を挙げた北海。この日もエースの大西健斗(3年)が力投を見せる。
立ち上がりの初回に1点こそ失うものの、それ以降はバックの好守にも守られながらテンポよく投げ進む。打線も2回に下方忠嗣(3年)のタイムリーで追いつき、そのまま我慢比べに入る。
相手先発・森山弦暉(3年)を前に苦戦した打線は6回に無死満塁という大チャンスを作るも、続く打者が遊ゴロに倒れると、その次も遊ゴロで併殺とまさかの無得点。ホームが遠い。
それでも8回、ついに森山をとらえる。死球で出た菅野伸樹(3年)を犠打で進め、この日4番に抜擢された佐藤大雅(2年)が期待に応えるタイムリーツーベース。好投の大西をリードしてきた女房役が値千金の一打を放つと、つづく川村友斗(2年)が2ランを放ってさらに2点を追加。大きな大きな3点を刻んだ。
援護を得た大西は9回も内野ゴロと連続三振で3人で斬り、9回を完投。無四球・4安打、3奪三振の打たせて取る投球で日南学園打線を封じ込めた。
勝った北海は22年ぶりとなる準々決勝へ。相手は10年連続出場の聖光学院(福島)に決まった。
▼ 北海・平川敦監督
「まずはなんとか一勝という気持ちで、まさか二勝できるとは。(大西は)粘り強く低めに丁寧に投げてくれた。気持ちのこもった素晴らしい投球でした」
「辛抱強く守っていけばチャンスはできると信じてました。(4番抜擢の佐藤について)4番らしい打者ではないですが、ここ一番で打ってくれると信じて4番にしました。良かったです。次は聖光(学院)さんということで、敗れたクラーク(国際)さんの分も一生懸命戦いたい」
▼ 北海・佐藤大雅
「集中を切らさず打席に入れたのが良かったです。大西が頑張っていたので、本当に打てて良かった」
日南学園 1 - 4 北海
<3回戦 8月17日>
「第98回 全国高校野球選手権大会」は、大会11日目。今日でベスト8がすべて出揃った。
ベスト8最後のイスをかけて行われた第4試合は、全国最多37回目の出場となった北海(南北海道)が日南学園(宮崎)に競り勝ち、22年ぶりとなる準々決勝進出を決めた。
初戦で初出場の松山聖陵(愛媛)に競り勝ち、22年ぶりとなる夏の甲子園での勝利を挙げた北海。この日もエースの大西健斗(3年)が力投を見せる。
立ち上がりの初回に1点こそ失うものの、それ以降はバックの好守にも守られながらテンポよく投げ進む。打線も2回に下方忠嗣(3年)のタイムリーで追いつき、そのまま我慢比べに入る。
相手先発・森山弦暉(3年)を前に苦戦した打線は6回に無死満塁という大チャンスを作るも、続く打者が遊ゴロに倒れると、その次も遊ゴロで併殺とまさかの無得点。ホームが遠い。
それでも8回、ついに森山をとらえる。死球で出た菅野伸樹(3年)を犠打で進め、この日4番に抜擢された佐藤大雅(2年)が期待に応えるタイムリーツーベース。好投の大西をリードしてきた女房役が値千金の一打を放つと、つづく川村友斗(2年)が2ランを放ってさらに2点を追加。大きな大きな3点を刻んだ。
援護を得た大西は9回も内野ゴロと連続三振で3人で斬り、9回を完投。無四球・4安打、3奪三振の打たせて取る投球で日南学園打線を封じ込めた。
勝った北海は22年ぶりとなる準々決勝へ。相手は10年連続出場の聖光学院(福島)に決まった。
▼ 北海・平川敦監督
「まずはなんとか一勝という気持ちで、まさか二勝できるとは。(大西は)粘り強く低めに丁寧に投げてくれた。気持ちのこもった素晴らしい投球でした」
「辛抱強く守っていけばチャンスはできると信じてました。(4番抜擢の佐藤について)4番らしい打者ではないですが、ここ一番で打ってくれると信じて4番にしました。良かったです。次は聖光(学院)さんということで、敗れたクラーク(国際)さんの分も一生懸命戦いたい」
▼ 北海・佐藤大雅
「集中を切らさず打席に入れたのが良かったです。大西が頑張っていたので、本当に打てて良かった」