ベスト4が出揃う
夏の甲子園は18日に大会12日目を迎え、準決勝に進出する4チームが全て出揃った。
この日行われた準々決勝では、秀岳館(熊本)、明徳義塾(高知)、北海(南北海道)、作新学院(栃木)の4チームが勝利を収め、4強に名乗りを上げている。
継投策で勝ち上がってきた秀岳館は今日も3投手がそれぞれ良い投球を見せて逃げ切り勝ち。一方、明徳義塾は継投は行わず、エースの中野が見事に完封勝利を挙げた。
北海と作新学院はこれまで通りにエースが完投。この2チームは全試合エースが一人で投げ抜いている。
準々決勝の結果は以下の通り。
▼ 12日目・第1試合
● 常総学院(茨城) 1 - 4 秀岳館(熊本) ○
常|000 010 000|1
秀|011 002 00X|4
秀岳館が春夏連続の4強入り。夏は初めてのベスト4進出。常総学院は相手の投手リレーを前に反撃できなかった。
▼ 12日目・第2試合
● 鳴門(徳島) 0 - 3 明徳義塾(栃木) ○
明|010 200 000|3
鳴|000 000 000|0
明徳義塾が“四国対決”を制して4強入り。エース・中野が3安打無失点の快投で完封。強力・うずしお打線を誇る鳴門を封じ込めた。
▼ 12日目・第3試合
○ 北海(南北海道) 7 - 3 聖光学院(福島) ●
北|020 220 010|7
聖|300 000 000|3
北海が逆転勝ちで88年ぶりとなる夏・4強。聖光学院は4度目の挑戦もまたしてもベスト8の壁を敗れず。
▼ 12日目・第4試合
● 作新学院(栃木) 3 - 1 木更津総合(千葉)
作|102 000 000|3
木|000 000 100|1
好投手同士の投げ合いは作新学院に軍配。作新はこの日もエース・今井が完投。