● オリックス 0 - 3 楽天 ○
<15回戦・京セラD大阪>
楽天の安楽智大が今季6度目の先発で今季3度目となるオリックス・金子千尋との投げ合いに臨み、7回を102球無失点に抑え、今季の初白星を手にした。
最初の投げ合いとなった4月30日の試合は、6回に4本の単打を許して2点を失った安楽に対し、金子千尋は9回(109球)を被安打3の無失点に抑えて“エース”のピッチングを披露。試合は、7回にも3点を奪われた楽天がオリックスに0-5で敗れた。
そして8月4日に行われた2度目の投げ合いでは、オリックス打線相手に8回を91球、被安打4と好投。しかし、T-岡田とモレルにソロを許して痛恨の2失点。対する金子千尋が7回110球、8奪三振無失点というピッチングを見せたこともあり、敗戦(0-2)を喫してしまった。
そして迎えた今回の一戦、ヒーローインタビューで「足立さんのリードを信じて、思い切って腕を振った」と語った安楽は、糸井嘉男や中島宏之といった好打者を相手に、キレのあるストレートやスライダーを低めに集めて要所を締めるピッチングを披露した。
6回裏には二死三塁のピンチで糸井を迎えたが、内角に投じたスライダーで空振りの三振にきってとると、翌7回表に主砲の一発で楽天が先制した。金子千尋が投じた初球のカーブを4番のウィーラーが強振。特大の一発がレフトスタンドの上段に飛び込み、待望の得点が生まれる。
その裏、先頭のT-岡田を四球で出塁させた安楽だったが、続くモレルをライトフライ、さらに中島を併殺打に打ち取りお役御免。8回をミコライオが抑えると、ウィーラーの三塁打を皮切りに2点を加えた楽天が最終回を“守護神”松井裕樹で締めくくり、今月2度目の3連勝を飾った。
安楽は降板後、状況に応じて「冷静に投げられた」こと、球界のエースである金子千尋相手に「投げ切ることができた」ことを収穫に挙げていた。このままいけば1週間後もオリックスとの対戦。今回の投げ合いを通じて自信を深めたであろう安楽のピッチングが今から楽しみだ。
楽|000 000 102|3
オ|000 000 000|0
<勝敗投手>
勝:安樂(1勝3敗)
S:松井裕(1勝3敗24S)
負:金子千尋(6勝7敗)
<本塁打>
楽:ウィーラー 23号(7回表ソロ)
<バッテリー>
楽: 安樂→ミコライオ→松井裕 - 足立
オ: 金子千尋 - 伊藤, 若月
<15回戦・京セラD大阪>
楽天の安楽智大が今季6度目の先発で今季3度目となるオリックス・金子千尋との投げ合いに臨み、7回を102球無失点に抑え、今季の初白星を手にした。
最初の投げ合いとなった4月30日の試合は、6回に4本の単打を許して2点を失った安楽に対し、金子千尋は9回(109球)を被安打3の無失点に抑えて“エース”のピッチングを披露。試合は、7回にも3点を奪われた楽天がオリックスに0-5で敗れた。
そして8月4日に行われた2度目の投げ合いでは、オリックス打線相手に8回を91球、被安打4と好投。しかし、T-岡田とモレルにソロを許して痛恨の2失点。対する金子千尋が7回110球、8奪三振無失点というピッチングを見せたこともあり、敗戦(0-2)を喫してしまった。
そして迎えた今回の一戦、ヒーローインタビューで「足立さんのリードを信じて、思い切って腕を振った」と語った安楽は、糸井嘉男や中島宏之といった好打者を相手に、キレのあるストレートやスライダーを低めに集めて要所を締めるピッチングを披露した。
6回裏には二死三塁のピンチで糸井を迎えたが、内角に投じたスライダーで空振りの三振にきってとると、翌7回表に主砲の一発で楽天が先制した。金子千尋が投じた初球のカーブを4番のウィーラーが強振。特大の一発がレフトスタンドの上段に飛び込み、待望の得点が生まれる。
その裏、先頭のT-岡田を四球で出塁させた安楽だったが、続くモレルをライトフライ、さらに中島を併殺打に打ち取りお役御免。8回をミコライオが抑えると、ウィーラーの三塁打を皮切りに2点を加えた楽天が最終回を“守護神”松井裕樹で締めくくり、今月2度目の3連勝を飾った。
安楽は降板後、状況に応じて「冷静に投げられた」こと、球界のエースである金子千尋相手に「投げ切ることができた」ことを収穫に挙げていた。このままいけば1週間後もオリックスとの対戦。今回の投げ合いを通じて自信を深めたであろう安楽のピッチングが今から楽しみだ。
楽|000 000 102|3
オ|000 000 000|0
<勝敗投手>
勝:安樂(1勝3敗)
S:松井裕(1勝3敗24S)
負:金子千尋(6勝7敗)
<本塁打>
楽:ウィーラー 23号(7回表ソロ)
<バッテリー>
楽: 安樂→ミコライオ→松井裕 - 足立
オ: 金子千尋 - 伊藤, 若月