ニュース 2016.08.20. 17:10

エース・大西が先制2点打&4戦連続完投!北海が初の決勝進出

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【夏の甲子園】大会13日目・第2試合の結果
第98回 高校野球選手権大会
北海 4 - 3 秀岳館
<準決勝 8月20日>

 「第98回 全国高校野球選手権大会」も大会13日目が終了。決勝戦へ進出する2チームが決まった。

 準々決勝の第2試合は、88年ぶりにベスト4へと残った北海(南北海道)が秀岳館(熊本)を撃破。4-3で逃げ切り、全国最多37回目の出場にして初めてとなる決勝進出を掴んだ。


 北海はここまで3戦連続完投の大黒柱・大西健斗(3年)が先発。この日も立ち上がりにピンチを迎える。

 いきなり先頭の三塁打と四球で一、三塁とし、迎えるは中軸。しかし、ここで一塁走者の盗塁を女房役の佐藤大雅(2年)が阻止。一死三塁となった後に暴投も、今度は自らの素早いベースカバーでホームを狙った三塁走者をアウトに。無死一、三塁の大ピンチが瞬く間に二死走者なしと変わった。

 その後、3番打者に安打を許すも、後続を斬って無失点。今日もバックに盛り立てられながら課題の立ち上がりを無失点でしのいだ。

 打線はチャンスを作りながらもあと一本が出ない状態が続いたが、3回にエースが自らのバットでその状況を打開する。

 四球と安打などで二死二、三塁として、打席には大西。ここで秀岳館も2番手・中井雄亮(3年)にスイッチしてきたが、低めのボールを右中間へと弾き返すと、打球はど真ん中を見事に真っ二つ。走者2人が悠々生還し、打った大西も三塁まで進んだ。

 さらに9番の鈴木大和(2年)はボテボテのサードゴロも、俊足でこれを内野安打に。これが相手サードの悪送球も誘い、この回一気に3点を先制した。


 5回にも1点を加えて4-0とリードした北海。大西は2回から5回までを1安打に封じるなど、強力打線を手玉に取る。

 それでも7回、先頭の二塁打からピンチを招くと、二死まではこぎつけたものの二、三塁から暴投で1失点。ついに失点を喫してしまう。すると8回にも先頭に死球。その後、二死まで取った後の打者に安打を許すと、ライトの下方忠嗣(3年)がこの打球を後逸。フェンスまで到達する間に打者走者も生還し、4-3と1点差まで迫られた。

 それでも、そこは大黒柱。後続を打ち取ると、1点差の9回も落ち着きを保ったまま二死。内野安打で走者を許しても表情ひとつ変えず、最後の打者を打ち取ってゲームセット。4-3で逃げ切った北海が夏の甲子園で初めての決勝進出を決めた。

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