● 日本ハム 2 － 3 ソフトバンク ○
＜22回戦・札幌ドーム＞

　首位ソフトバンクが逆転勝利を収め、2位日本ハムとのゲーム差は1.5。先発の千賀が7回2失点の好投を見せ、今季10勝目（1敗）を手にした。

　ソフトバンクは1点を追う8回、先頭の3番柳田、4番内川の連打で無死一、三塁の好機を作ると、5番長谷川が左中間を深々と破る2点適時打を放ち3－2と逆転。先発の千賀は3番大谷にソロ被弾含む2打点を許すも、それ以外は危なげない投球で7回2失点。打線が勝ち越した直後の8回からは、スアレス、サファテの必勝リレーで虎の子の1点を守り抜いた。

　千賀は好投が報われる形となり初の10勝到達。育成ドラフト出身投手では巨人・山口に次ぐ2人目の2ケタ勝利到達で、パ・リーグでは初となった。

　対する日本ハムは先発の高梨が6回1失点と好投したが、1点リードの8回に登板した3番手・宮西が2失点。打線では3番大谷が19号ソロを含む2打点を気を吐いたが、打線全体で5安打2得点に封じられた。