1敗でもすると、4年連続シーズン負け越しが決まる崖っぷちの中日は、今季初の6連勝と勢いが出てきた。
4日の巨人戦では、ドラフト1位ルーキーの小笠原慎之介が先発。2回までに3点を失う苦しい立ち上がりも、尻上がりに調子を上げていき、5回以降は巨人打線にヒット1本を許さず。7回を6安打、10奪三振、3失点に抑えた。
打線は7回までマイコラスに抑えこまれていたが、8回に藤井淳志の犠飛で1点を返すと、続く野本圭のタイムリーで1点差。さらに大島洋平がヒットで繋ぐと、2番エルナンデスの2点タイムリーで逆転。このリードを祖父江大輔、田島慎二が守り切り、小笠原に嬉しいプロ初勝利を手にした。
この連勝中の中日を見ると、4日の巨人戦で逆転勝ちしたように、大量得点が奪えるようになってきている。連勝がスタートした8月28日の広島戦では、1点を追う6回裏に堂上直倫の満塁弾を放つなど7点を奪い逆転勝ち。同月30日の阪神戦でも初回に、藤浪晋太郎から一挙7点を挙げた。
そして、巨人との3連戦でも、初戦に2点を追う6回、福田永将のタイムリーなどで5点を奪い逆転勝ち。2戦目も立ち上がり不安定だった大竹寛を攻めて、3点を挙げ主導権を握り勝利した。
特に6連勝中に長年活躍が期待された高橋周平、杉山翔大、堂上、福田といった若手・中堅の選手が活躍したことは大きい。彼らが打線の中心として引っ張っていくことができれば、“4番・ビシエド”が復帰したときに以前よりも厚みのある打線に変貌しそうだ。
一方投手陣も、規定投球回に到達している投手は誰もいないが、吉見一起、大野雄大に加え、ジョーダン、小熊凌祐、小笠原といった先発として計算できる選手が出てきた。ここに、昨季10勝を挙げた若松駿太が復調すれば、先発の頭数はある程度揃う。救援陣も守護神・田島慎二を投げる前のセットアッパーが不在だったが、祖父江、岡田俊哉などが務める。
あと1つ負けるとシーズンの負け越しが決まるという状況から、チームは徐々に上向きつつある。6日からは今季1勝6敗と大きく負け越す敵地・マツダスタジアムで、優勝直前の首位・広島と対戦。ここで勝ち越すことができれば、来季に向けて期待が高まるだけでなく、CS出場も見えてきそうだ。
4日の巨人戦では、ドラフト1位ルーキーの小笠原慎之介が先発。2回までに3点を失う苦しい立ち上がりも、尻上がりに調子を上げていき、5回以降は巨人打線にヒット1本を許さず。7回を6安打、10奪三振、3失点に抑えた。
打線は7回までマイコラスに抑えこまれていたが、8回に藤井淳志の犠飛で1点を返すと、続く野本圭のタイムリーで1点差。さらに大島洋平がヒットで繋ぐと、2番エルナンデスの2点タイムリーで逆転。このリードを祖父江大輔、田島慎二が守り切り、小笠原に嬉しいプロ初勝利を手にした。
この連勝中の中日を見ると、4日の巨人戦で逆転勝ちしたように、大量得点が奪えるようになってきている。連勝がスタートした8月28日の広島戦では、1点を追う6回裏に堂上直倫の満塁弾を放つなど7点を奪い逆転勝ち。同月30日の阪神戦でも初回に、藤浪晋太郎から一挙7点を挙げた。
そして、巨人との3連戦でも、初戦に2点を追う6回、福田永将のタイムリーなどで5点を奪い逆転勝ち。2戦目も立ち上がり不安定だった大竹寛を攻めて、3点を挙げ主導権を握り勝利した。
特に6連勝中に長年活躍が期待された高橋周平、杉山翔大、堂上、福田といった若手・中堅の選手が活躍したことは大きい。彼らが打線の中心として引っ張っていくことができれば、“4番・ビシエド”が復帰したときに以前よりも厚みのある打線に変貌しそうだ。
一方投手陣も、規定投球回に到達している投手は誰もいないが、吉見一起、大野雄大に加え、ジョーダン、小熊凌祐、小笠原といった先発として計算できる選手が出てきた。ここに、昨季10勝を挙げた若松駿太が復調すれば、先発の頭数はある程度揃う。救援陣も守護神・田島慎二を投げる前のセットアッパーが不在だったが、祖父江、岡田俊哉などが務める。
あと1つ負けるとシーズンの負け越しが決まるという状況から、チームは徐々に上向きつつある。6日からは今季1勝6敗と大きく負け越す敵地・マツダスタジアムで、優勝直前の首位・広島と対戦。ここで勝ち越すことができれば、来季に向けて期待が高まるだけでなく、CS出場も見えてきそうだ。